「じゃあ、みんなで原始人のダンスをやろう」クラスで目立つ存在だった小学生時代
――やっぱり、学校でも目立っている子でした?
しのざき すっごい目立ってました。たとえば、土曜に見た『8時だョ!全員集合』でやったネタを月曜日に学校でやるような。学年で何かイベントがあるたびに、「しのざき、ちょっとやってよ」って声を掛けられてました。
いまでも覚えてるのが、小学校のキャンプファイアー。「しのざき、何かやってよ」って言われて、「じゃあ、みんなで原始人のダンスをやろう」と言って。家がピアノ教室なもんで、リズムボックスとかがあるんですよ。
それを使って作った音をカセットテープに入れて、「お母さん、いらない毛布ある?」って。教室の生徒さんが泊まったりしてたので布団もあったんです。
毛布を切って、原始人が着る毛皮を作って。それをクラスのみんなに着せて『はじめ人間ギャートルズ』みたいになってもらって、キャンプファイヤーを原始人のダンスで踊るっていう。
――お楽しみ会などは、「しのざきワンマンショー」状態になるわけですよね。
しのざき もう完全に任されてましたね。あと、ピアノ教室の娘ってことで、ピアノの演奏も頼まれました。だけど、私はろくに練習してこなかったから、たいしてピアノは弾けないし、楽譜も読めなくて。
でも、ずっと耳で音を聴いてきたから、先生に「これ弾いてみて」と聞かされた音は拾えたんですよ。で、「たしか、この音だ」って確かめるようにして、弾いてましたね。
電子オルガンは、結構弾くことができたんですよ。小2からアニメの曲を耳コピするようになって、音楽の授業で「しのざき、あれ弾いてよ」なんてリクエストされてましたね。
小学生でさだまさしの「関白宣言」を弾き語り
――弾いていたアニメの曲って?
しのざき 私たちの世代がリアルタイムで見ていたアニメだから、『キャンディ・キャンディ』とか『ドカベン』あたりだったかな。
通ってたピアノ教室が、埼玉会館って大きなホールで毎年発表会をやっていて、そこにしゃしゃり出てたりもしてました。勉強はできなかったけど、そういうのには飛び込んでは何かしらネタをやってしまう性分だったんですね。仲良しの生徒さんを集めて、さだまさしさんの「関白宣言」の弾き語りをしたり。
――小学生で「関白宣言」。
しのざき さらにどういうわけか、スピードスケートもやってました。なんだってスピードスケートって感じなんですけど、浦和って文教地区で教育がすごく盛んなんです。それで子供たちのために、県でスピードスケートの教室をやっていて、私も入れられたんです。
生徒の中にはオリンピックを目指す子もいるんだけど、私はみんなの後を付いていくのに精一杯で、他の子のお母さんが持ってきてくれる焼きそばを食べまくってました。

