「髙石さんとトミーさんの演技はあまりにも自然で、カメラが回っているのかどうか、わからなくなることもありました。2人には、言葉を使わなくても通じ合っているところが、ずっとあったように感じます」
2月7日にクランクアップを迎えた朝ドラ『ばけばけ』についてそう振り返るのは、制作統括を務めた橋爪國臣氏。小泉セツと、その夫で『怪談』で知られる小泉八雲をモデルにした『ばけばけ』。髙石あかり(23)演じるトキとトミー・バストウ(34)演じる夫のヘブンが言葉と文化を超えて心を通わせる姿が、視聴者の心を掴んでいる。
セツと八雲同様、年齢も生まれた国も違う髙石とトミー。2人の人生はどのように交差し“夫婦”になったのか――。
小学6年生でオーディションを受け、芸能界入り
髙石は2002年、宮崎県生まれ。幼い頃から井上真央に憧れ、芸能界を志した。小学生時代を知る同級生で、現在はシンガーソングライターとして活躍するみゆな(23)は、当時の髙石の印象をこう語る。
「誰に対しても、笑顔で接する優しい子。茶色の目とロングヘアがかわいらしくて、クラスの中でも存在が光っていました。その頃からあかりちゃんが、『女優になりたい』と言っていたのを覚えています」
小学4年生の時に担任に言われた「朝ドラのヒロインになったあなたが見たい」という言葉を胸に、小学6年生でエイベックス主催のキッズオーディションを受け、芸能界入り。ダンスボーカルグループ「α-X's」での活動を経た後、本格的に女優の道へ進んだ。21年公開の映画『ベイビーわるきゅーれ』で主演に抜擢されると、女子高生殺し屋を怪演し、ブレイク。
「レプリカの銃を常に持ち歩くなどの役作りをし、キレキレのアクションを披露。日常のゆるい会話劇も、W主演の伊澤彩織さんと練習とアドリブを重ねて作りこんだ」(映画ライター)
これを機に地上波の話題作にも次々と出演。『舞いあがれ!』(22年度後期)『あんぱん』(25年度前期)の2作品に続き、3度目の朝ドラオーディションでヒロインの座を射止め、夢を叶えた。
《この続きでは、髙石の同級生・みゆなが明かす素顔やトミーの“シスター”が明かす朝ドラ抜擢の裏側など数々の秘蔵エピソードを報じている。髙石&トミーのほか、北川景子、吉沢亮、濱正悟などの「『ばけばけ』うらめし6大秘話」も現在配信中の「週刊文春 電子版」および2月26日発売の「週刊文春」で読むことができる》
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