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文春野球コラム

文春野球「コミッショナーだより」8月号

文春野球コラム ペナントレース2018

2018/08/11
note

 こんにちは、コミッショナーだより8月号です。
今月も参りましょう。早速おしながきになります。

1、7月期の総評
2、7月期 個人タイトル
3、「文春野球フレッシュオールスター2018」結果

1、7月期の総評
セ・リーグ「前半戦の最終決戦で巨人が逆転!」

 それでは7月期の総評です。まずはセ・リーグから。

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1位 巨人    52274HIT ↑
2位 ヤクルト  47809HIT ↓
3位 横浜DeNA   30674HIT ー
4位 広島    26761HIT ー
5位 中日    16177HIT ー
6位 阪神    12470HIT ー
(8月1日午前0時現在)

 巨人がついに首位ヤクルトを捕えました。前半戦最後のヤクルトとの直接対決となる7月9日。死亡遊戯監督「坂本勇人『19歳の少年』が巨人史上最高の遊撃手になるまで」で4000HITを越えヤクルトを大逆転。首位と同時に死亡遊戯パパとなりました。逆転を許したヤクルトもその後離れず2位をキープ。3位横浜DeNAは、昨年1カ月に1本も書けない月もあった西澤千央さんが白崎選手のトレードで「吾輩はねこである。名前は白崎」を即日執筆、月2本入稿という奇跡を起こしました。広島は7月12日の文春野球イベントで赤井代理監督が「全員絵を描く」との宣言を実行。杉作監督のアドゥワとか味しかありません。石田さんの「ブレイクしきれない“永遠の若手”に共感してしまう漫画家の気もち」も沁みましたね。中日はあの山本正之さんが代打で登場。「作者が明かす、球史に残る応援歌『燃えよドラゴンズ!』はこうして生まれた」は貴重なお話でした。阪神は依然として最下位ですが、実は7月のHIT数だけで過去3カ月の半分を稼ぎ、上昇の気配が見えてきました。がんばってください!

パ・リーグ「DOMI監督の大ホームランも壁は高し」

 続いてパ・リーグです。

1位 北海道日本ハム 32067HIT ー
2位 千葉ロッテ   27592HIT ー
3位 オリックス   23879HIT ー
4位 ソフトバンク  17911HIT ↑
5位 東北楽天    14245HIT ↓
6位 埼玉西武    13523HIT ー
(8月1日午前0時現在)

 首位は相変わらず北海道日本ハムが強い。青空百景選手が2度目の代打で登場しました。2位の千葉ロッテは安田尚憲選手、オールスターに出場した内投手と2打席連続で現役選手が登場してくれました。3位オリックスはDOMI監督が大ホームランをかっとばし一時は2位に肉迫しましたが、千葉ロッテ2打席連続代打で再び引き離されてしまいました。伊藤光選手が横浜にトレードされた直後に登板した木村幹先生による「大学教授の立場から伝えたい、『結果』が出ない時の『転身』のススメ」も西澤さんに負けず劣らずの傑作でした。4位にはソフトバンクが浮上。田尻監督が今月3戦3勝で一気にハーラーダービートップ。カトジュン選手の「ヤフオクドーム右翼席にいる『寺原隼人ファン集団』の謎」もよかったですね。これで負けなしの4連勝です。5位にはひとつ順位を落とした東北楽天。6位埼玉西武と続いております。がんばってください!

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