求婚シーンのアナザーストーリー
円井わん演じる、トキの親友・サワとの恋模様に興味津々だった視聴者も多いはず。第83回の、ふたりきりで出雲そばを食べるシーンには、こんなアナザーストーリーがあった。
「撮影の都合で円井さんとの芝居はあれが最初のシーンでした。意中のおサワさんとぎこちない会話を交わすため、それまで彼女と話さないと決めていたんです。庄田のセリフが長い上にワンテイクで長時間撮ることもあり、余計に緊張しましたね。円井さんを見る余裕が全くなくて、おそばの味も覚えていません(笑)」
ハイライトは、第85回のプロポーズシーン。サロン「白鳥倶楽部」で教師になるため試験勉強中のサワの元へ庄田が息を切らせながら駆けつける。一気に水を飲み干した直後「わしと夫婦になろう。惚れてるんだ!」と求婚した。
「セット内では走れる距離が短いので、息を止めて本番までしばらく待機していました。セットのサロン内に飾り用で水が置いてあったので、監督に提案して衝動的に水を飲む動作を加えた。同じシーンを何回も撮るので、息を止めて水を飲んでの繰り返し。あの瞬間の庄田を生きることに必死でした」
結局、サワにフられたが、今後2人はどうなる?
「視聴者の皆さまには、それぞれの人生を応援していただければ嬉しいです。その先にまた何か動きがあるかもしれません」
スタジオ現場で見つけた“密かな楽しみ”
緊張感のある撮影が多かったようだが、濱には密かな楽しみがあったという。
「スタジオ撮影の時にはスタッフさんが出前で好物のカレーを取ってくださることが多くて、みんなで食べるのが楽しみでした。インドカレーにタイカレー、ビリヤニの日もありましたね。スタジオの外でもカレーを食べに行って、髙石さんが『美味しいお店があったら教えてください』と言ってくださって、お店の情報を共有していました」
役を離れてもカレーなる紳士だった。



