「これさえクリアすれば、人気タレントたちに会えるんだ…」
「ウチの一般会員たちは“ヤクザに犯される女性”という設定が好きなんだ。中に入ったら、私はヤクザのフリをするから、迫真の演技で怯えてね」
ホテルでビデオカメラがセットされ、恵さんの自己紹介から始まった。モデルのようなポーズを取るように言われ、一枚ずつ服を脱いでいき、下着一枚になったところで、宮本に言われた。
「オレはよぉ、本当はヤクザなんだ。ここにタレントは来ない。本当にJクラブなんて組織があると思ったか?」
「ええっ、そうなんですか。私、どうしよう……」
最初は余裕で対応していた恵さんも、宮本の話が具体的になってくるにつれ、だんだん怖くなった。
「さっきからオレたちの後ろをスキンヘッドの男が付いて来ていたことに気付かなかったのか。大人しくしていれば帰してやるが、騒いだら行方不明者のリストに載ることになるぞ。オレに物騒なモノを出させるなよ!」
宮本が持っていたカバンの不自然な膨らみを見て、恵さんは咄嗟に「拳銃だ……」と思った。なおも宮本は顔色一つ変えず、恐ろしげな脅迫を加えてくる。
「今、このホテルの周囲はウチの組のモンが固めている。別の部屋で同じように強姦されている女もいる。お前も今から犯されるんだ!」
それが演技なのかマジなのか、恵さんには判断がつかなくなり、戸惑っていると、男にベッドに押し倒された。恵さんは抵抗することなく、身を委ねた。
「素質がありそうじゃないか。次はコレを使ってみようか」
