整った顔立ちと豊満なボディで人気を博すグラビアアイドル・上田ミルキィさん(32)。華やかな仕事の裏で、彼女は長年深い「心の闇」を抱えていたという。
中2の夜、偶然聞いてしまった母親の“ある一言”がきっかけで「自分は親から愛されていない」と確信。いじけた気持ちが拭えず、学生時代は問題行動を連発し、常にトラブルの中心にいた。結果的に、母とは絶縁することに。
なぜ彼女は壊れてしまったのか。実の家族との絶縁決断に至った理由とは……。壮絶な生い立ちに迫る。
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「一風変わった」母の気質を受け継いだ
――お父様の仕事の都合で、学生時代は居住地を転々とされたようですね。
上田 そうですね。幼稚園時代を熊本県、小学校時代を北九州市で過ごし、中高時代にまた熊本県に戻り、専門学校時代は福岡市で暮らしてきました。
――上田さんからみて、どのようなお父様だったのでしょうか。
上田 父は端正な顔立ちをしていて、陸上競技で全国大会に出場するほどのスポーツマンでした。反面、家族のことには「我関せず」を貫いた人でもあって、子育てにほとんど協力してこなかったと思います。
――それでは、お母様は?
上田 非常に個性的だと思いますね。気になることがあると止められない人で、たとえば数字が目に飛び込んでくるとそれをひたすら計算し続けていたり……。こだわりがとにかく強くて、一風変わった人でした。私は、そんな気質を母から受け継いだと思っています。
「マグロって美味しくないじゃん」に激怒
――上田さんご本人も一風変わっておられた。
上田 そうですね、母と同様に私も変わっていたと思います。幼い頃は、自他の境界がわからず、トラブルも多かったです。特に、他人からの何気ない一言で自分を強く否定されていると感じることが多かったんですよね。
小学校の頃、学校の授業でディスカッションの時間がありまして、議題は名産品でしたが、同級生が放った「マグロって美味しくないじゃん」という一言に、私は突然キレてしまったんです。机を蹴飛ばして、授業どころではなくなり、担任から呼ばれて諭されました。
――なぜカッとなってしまったのでしょうか。
上田 私はマグロが好きだったので、同級生の一言で「マグロが好きな自分を否定された」と思い込んでしまったんです。
忘れ物もかなり頻繁でしたし、一般にみんなが当たり前にできていることができず、「あなたはどうしてできないの?」と母を困らせていましたね。育てにくい子供だったでしょうね……。
ここからは想像ですが、母も自身が周囲から奇異な目で見られていたからこそ、娘はそうなってほしくなかったんじゃないかなと思います。でも、私は「ちゃんとすること」ができませんでした。
