「メジャー組はやっぱり自分が打つ球、打てる球をしっかり強くスイングしてますよね。こんなに日本人メジャーリーガーがみんながしっかり打つというのも今までになかったんじゃないですか」

「でもこれから準々決勝、準決勝とあがっていったら、メジャー組もどんどん研究されるでしょうしそう簡単にホームラン量産とはならないのでは。実際オーストラリア戦ではポイントをズラされてのフライアウトが多かった。動くボールやインサイドもうまく使って、オーストラリアは相当日本対策をしてきたなと感じました。そうなると長打だけではない、バントだったり盗塁だったり、日本らしい機動力を持った選手がキーマンになってくる可能性はありますね。メジャー組とはまた別の“ラッキーボーイ”が出てきてほしい」

こちらも打率5割、ホームラン2本の吉田正尚 ©文藝春秋

1年目の5月に「三嶋さん大丈夫ですか?」と先輩を励ます牧の図太さ

 たとえば……(元チームメイトである)牧秀悟選手とか? と振ると、「そうですね、牧、僕大好きなんですよ」と笑う三嶋。

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「みなさん牧に対して『面白いことをしてくれる選手』っていう印象を持ってると思います。もちろんそうなんですよ。牧がルーキーで入っていた時、僕はちょうどクローザーをやってました。牧は開幕からセカンドにいて、最初はなかなかルーキーから話しに来づらいじゃないですか。僕とは年もだいぶ離れてるし。でも自分からコミュニケーションを取ろう、入っていこうとする選手でした」

試合前の声だしで大谷を笑わせたことも話題になった牧秀悟 侍ジャパン公式Xより

「そのコミュニケーションの取り方も押し引きが上手くて。彼が1年目の、5月くらいか、僕がクローザでピンチになると牧が一人マウンドに来て『三嶋さん大丈夫ですか?』『落ち着いて』って。僕励まされましたからね、ルーキーの牧に(笑)」

 三嶋には明るく楽しいだけではない牧秀悟を知った、忘れられない場面があるという。