3月14日、東京・池袋で開催中の「東京アニメアワードフェスティバル2026(TAAF2026)」において、オリジナルTVアニメ『アポカリプスホテル』のセレクション上映が行われた。原作のない完全オリジナル作品であり、作画やシナリオのクオリティの高さに注目が集まった作品だ。上映後のステージにはキャラクター原案を務めた漫画家の竹本泉氏、制作統括の竹中信広氏(株式会社CygamesPictures)、そして司会として徳間書店の治郎丸慎也氏が登壇。冷たい風をものともせず集まった満員の観客で、会場の池袋シネマ・ロサは熱気に包まれた。

漫画家の竹本泉氏

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人類が去った地球で、ロボットたちが営業を続けるホテル

 人類がいなくなり、長い年月が流れた地球。日本の首都・東京の銀座にあるホテル『銀河楼』では、ホテリエロボットのヤチヨ(cv.白砂沙帆)と従業員ロボットたちが、オーナーの帰還と、再び人類のお客様を迎える時を待っていた。が──100年ぶりにやってきたお客様は、地球外生命体だった。次々に訪れる彼らの目的は、宿泊か、侵略か、はたまたどちらでもないのか……『銀河楼』の威信をかけたヤチヨたちのおもてなしが、今、始まる──。この日は第1話・第6話・第11話が上映された『アポカリプスホテル』は、2025年4月から12回にわたり日本テレビほかにて放映された(現在は各種配信サイトで配信中)。キャラクター原案をつとめた竹本泉氏は、「これまで作品がアニメ化された機会もなく、こうしたイベントに出るのは本当に初めて」という。

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『アポカリプスホテル』第1話より ヤチヨ ©アポカリプスホテル製作委員会

治郎丸慎也(以下、治郎丸) お二人とも客席でご覧になっていましたが、これほどの大スクリーンで観る機会はなかなかないと思いますが、感想はいかがですか。

竹本泉(以下、竹本) やっぱり大きいスクリーンで観ると、なかなかいいですね。僕が最初に観たのはパソコンのモニターでかなり小さい画面だった。テレビで観た時も「最初から大きい画面で観たかった」と思ったんですけど、さらに大きいスクリーンで観ると「ああ、やっぱり大きいのはいいな」と改めて思いました。

竹中信広(以下、竹中) 改めて観て思ったのは、第11話などは背景がしっかり入っていて、自分でも気づかなかった新鮮な発見がありました。細かいエフェクトとかも、よくできているなと。