“ジュディマリ”こと「JUDY AND MARY」の解散から、四半世紀が経過した。伝説のバンドということもあり、解散後も各メンバーには注目が集まっており、ギターを担当していたTAKUYAさん(54)が最近タイ・バンコクに移住したと発表して話題となった。
ボーカルを務めたYUKIさんの第一印象や、もともと「成功するイメージを持っていなかった」というジュディマリ結成当時の思い、今でも望む声が多い「バンド再結成」の可能性について、TAKUYAさんに聞いた。
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YUKIの第一印象は……
――1993年『POWER OF LOVE』でデビューしたジュディマリですが、ボーカル・YUKIさんの第一印象で記憶に残っていることはありますか。
TAKUYAさん(以下、TAKUYA) 元々男性バンドに憧れてたので、女性ボーカルで成功するイメージを持っていなかったんです。話をもらったときも「えっ、女の子がボーカルなの?」みたいな感じ。それが覆されましたね。
初めて会ったのは、オーディション会場のエレベーター。乗ってきたのがYUKIだった。その瞬間に「こんなにギラついているやつは自分以外見たことがない」と驚きました。今までやる気とハングリー精神では誰にも負けないって思っていたけど、自分と同じくらいギラギラしてた。僕もYUKIも“野心のかたまり”みたいな感じで、「こいつと組んだらヤバいだろうな」って。世界を変えられるかもしれないって直感が働きました。
――実際に加入してからは、思っていたような音楽活動はできましたか。
TAKUYA 僕は最後にバンドに加入した若僧で、実際一部のレコード会社の人からは「お前じゃなくても、誰でも良かった」みたいな扱いだったんですよ。でも「曲を書いて良い」って言われて、元々頑張ってた作曲をさらに頑張って、デモテープ発表会で家にメンバーとスタッフが来た時に『RADIO』(1994年)を聴かせたら「いい曲じゃないか」って。ディレクターにめちゃくちゃびっくりされたのを覚えています。

