「彼がこれまで培ってきたオーラを、もの凄く感じました。芝居や役に対する姿勢も、本当に立派になった。もうお父さんのような目線で見ちゃいますね」
そう語るのは、吉沢亮(32)が2011年に出演した『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日)の坂本浩一監督である。
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初共演から15年…盟友とつかんだ栄冠
“国宝旋風”が止まらない。映画の興行収入は200億円を突破し、映画賞を総なめに。3月13日の日本アカデミー賞では10部門で最優秀賞を獲得し、吉沢も最優秀主演男優賞に輝いた。
プレゼンターを務めたのは、『国宝』で共演した横浜流星。吉沢と抱き合って喜びを分かち合ったが、2人が初共演したのが、『フォーゼ』だ。坂本監督が言う。
「吉沢君はシャイな子でしたが、アクションもやりたいと言っていた。ブルース・リーの動画を見せて『これ、やってみて』と言ったら、すぐに感覚を掴んでいました。横浜君は、吉沢君演じる仮面ライダーメテオの親友役でしたが、いま『国宝』で共演して、運命を感じますね。2人とも自分の番組出身の自慢の子です(笑)」
ロケ地を“聖地巡礼”に訪れるファンも絶えない。劇中で吉沢が森七菜と訪れた、京都府の「レストラン百花園」の従業員が語る。
「一時は行列が店の外まで出来ていた。『吉沢さんが食べたハンバーグを』と注文する方が多く、売上は倍ぐらいになりましたね」
朝ドラ『ばけばけ』でも圧巻の存在感
“国宝級”の活躍はまだまだある。NHK朝ドラ『ばけばけ』では、小泉八雲が信頼した教育者・西田千太郎をモデルにした錦織友一役を演じた。
13日の放送回で“ナレ死”したが、病気で激痩せした姿を見せるため、13キロの減量をしたことが話題となった。



