野球コラムの書き方を楽しく学ぶ「文春野球学校」のメンバーが、ほとばしる野球愛で執筆した「偏愛選手名鑑」の2026年版です。通常の野球名鑑には載っていない情報と情熱をお楽しみください!

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[はじめに]
今季の目標はリーグ3連覇と2年連続日本一。有原流出もなんのその。北海道から聞こえてくる威勢も、千葉からこだまする「昭和の野球」も常勝軍団の前には関係なし。選手層の厚さと最先端メソッドで圧倒する。今季のスローガンは「全新」。全身で前進し善心にて栄光を掴む所存だ。11球団を「全震」させて美酒に酔う!
(ホークス執筆チーム監督:野球フクノスケ)

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【監督】

90  小久保 裕紀  (こくぼ ひろき)  1971年10月8日生まれ
昨年の日本一は決断力の進化をファンに印象づけた。今季から新たに3年契約。球団の信頼も獲得した。リーグ3連覇と2年連続日本一へ準備は万端。去年の「タツル」に続き、今年は新たに誰を下の名で呼ぶ?  注目! (野球)

昨季のスタジアムグルメ“鷹の極味(きわみ)”  撮影:水城 紫/文春野球学校

【投手】

2  C.スチュワート・ジュニア  (カーター・スチュワート・ジュニア)  1999年11月2日生まれ
来日8年目、今や福岡の景色に完全に馴染んだ。2025年の試練を越え、彼に期待するのは最多勝のタイトル!魅力あるカーブに磨きをかけ、有原の勝ち数を埋める以上の活躍が期待される1年になる。ガチで頑張れ!! (もう)

10  上沢 直之  (うわさわ なおゆき)  1994年2月6日生まれ
「野手の方が逆転してくれた7回は、命懸けで投げました」と自身最多タイとなる12勝目を上げた試合でコメント。リーグ3連覇と日本一連覇に向け、移籍した有原の穴を埋めるべく強い責任感を背負ってマウンドへ。 (たま)

11  津森 宥紀  (つもり ゆうき)  1998年1月21日生まれ
今オフの自主トレでは腹圧を意識したらしい。マウンドに上がる全力疾走も、口にするトマトの数も、彼にとっての神聖なルーティン。腹圧を鍛えて鉄腕復帰を目指す今年はどんなルーティンが加わるか。復帰に期待! (もう)

13  稲川 竜汰  (いながわ りゅうた)  2004年2月25日生まれ
九州共立大からドラフト2位
ホップするボールで折尾愛真高時代から「令和の江川卓」と呼ばれ、評価を先取りされた。スポーツドクターの名医から将来に太鼓判を押されつつ、才能が全国の目に留まったのは九共大入学後。鷹のドラ2はロマンの塊。 (野球)

16  東浜 巨  (ひがしはま なお)  1990年6月20日生まれ
「お金ではなく、一軍で投げたいという本心から」FA宣言行使。熟考を重ねたうえでの覚悟を決めた宣言残留となり、朗報を待っていたファンは歓喜。コーヒーが大好きとのこと、差し入れはスタバカードが最強。 (たま)

18  徐 若熙  (しゅー・るおしー)  2000年11月1日生まれ
台湾・味全から新加入
台湾原住民族、プユマ族の血を引く男。城島健司CBO曰く「3年後世界一の投手に育てる」。「有原の後釜は埋まった」と鷹党が叫ぶのも納得だ。日ハム田宮裕涼と見間違える優しい笑顔と豪速球。そのギャップがいい。 (野球)

19  大津 亮介  (おおつ りょうすけ)  1999年1月13日生まれ
昨季は6勝&侍のユニフォームを着て日本代表も経験。背番号19を背負って名実ともに鷹の若きエースへ。1歳の息子さんが指差しした有馬記念の本命馬は惜しくも3着。自身は3連覇に向けてチームの主軸を担う。 (もう)

20  村上 泰斗  (むらかみ たいと)  2007年2月20日生まれ
プロ1年目は右肘と腰を痛め非公式の5試合登板に留まった。オフにはオリックスの山岡投手の自主トレに師事し、スピンの効いた直球と多彩な変化球に磨きをかけて着実に成長している。今季一軍での登板が楽しみだ。 (紫)

26  鈴木 豪太  (すずき ごうた)  2003年8月31日生まれ
大阪商大からドラフト3位
サイドハンド転向は大学入学後。監督の勧めに即応したのは「チームで生きる道」と考えたから。素直さが素質を開花させたか、大学屈指のサイドスローの評価を得た。名前の通りタフさが強み。毎日投げて太い活躍を! (野球)

27  岩井 俊介  (いわい しゅんすけ)  2001年7月30日生まれ
今オフは、チームメイトの松本裕・上茶谷、西武の甲斐野央らと自主トレ。松本からは抜き感を、甲斐野からはメンタルを、上茶谷からは動作系を学んだ。あとは結果。ブレークして監督から「俊介」と呼ばれるといいね! (野球)

28  安德 駿  (あんとく しゅん)  2002年5月18日生まれ
入団前に発症したケガの影響で1年目は体作りが中心。オフの台湾WLで制球力に手応えを掴むも、今度は春季キャンプ中にトミー・ジョン手術。インタビューで「投げるのが大好き」と語っていたが、しばし我慢の時だ。 (とびた)

29  大江 竜聖  (おおえ りゅうせい)  1999年1月15日生まれ
昨季5月、トレードで巨人から入団。2019年の一軍初登板以来の無敗記録をSBの投手としても伸ばした(9月で記録ストップ)。とき宣とSixTONESへの推し活で溢れる、移籍以降確変したインスタは要注目。 (梅子)

30  中村 稔弥  (なかむら としや)  1996年7月8日生まれ
ロッテから現役ドラフトで移籍
佐世保市出身の8年目。ロッテでは回跨ぎも任せられる中継ぎ左腕として信頼を得てきた。今季は一軍定着と40試合以上登板を目指す。小さい頃からホークスファン。地元の先達・城島CBOとは互いの実家が相浦地区。 (お)

35  L.モイネロ  (リバン・モイネロ)  1995年12月8日生まれ
昨シーズンはリーグMVPと最優秀防御率のタイトルを獲得。公称左投左打だが交流戦では右打席でヒットを放ち、オールスターでは右腕からの投球を披露。身体能力もMVP級だった。今シーズンから日本人枠となる。 (たみ)

39  尾形 崇斗  (おがた しゅうと)  1999年5月15日生まれ
昨シーズンは自己最多38試合に登板した。今季は中継ぎから先発転向を直訴し長いイニングでの支配を目標に掲げる。メッツの千賀投手を夢見て、熱のこもったブルペンで猛アピール中。覚醒への第一歩はここだ。 (紫)

40  杉山 一樹  (すぎやま かずき)  1997年12月7日生まれ
毎年グローブへの刺繍に注目。2025年に「丁寧に生きる」と施した成果は2026年にどう活きるか。オスナという強力な好敵手が立ちはだかるクローザーを希望している今年。愛犬ビビに無双する姿を見せてあげて。 (もう)

41  前田 悠伍  (まえだ ゆうご)  2005年8月4日生まれ
オフには憧れの和田毅から『左腕の真髄』を継承。無駄を削ぎ落としたフォームに。昨年プロ初勝利を掴み、小久保監督から名指しで期待される今年。先輩の部屋に無ノックで入ってしまう度胸がマウンドでも活きるはず! (もう)

42  伊藤 優輔  (いとう ゆうすけ)  1997年1月14日生まれ
昨季は移籍初年度ながら投球機会を獲得し3試合リリーフでの登板、終盤にプロ初先発を果たした。防御率は0.00。今季も楽しみだ。キャンプ中に鷹ファンに人気のぬいぐるみくじで2等をゲットして運気も上昇中!  (紫)

47  大関 友久  (おおぜき ともひさ)  1997年12月14日生まれ
長身童顔小顔に長い手足と令和的イケメン要素も兼ね備えたピッチャー。派手なガッツポーズやお立ち台でのサービスコメントはしない淡々とした佇まいがギャップ萌えポイントか。さらっと勝ってしまう真の実力者。 (たみ)

48  藤井 皓哉  (ふじい こうや)  1996年7月29日生まれ
「樹木トリオ」の1番手として勝ち試合の7回を任されリーグ連覇日本一に貢献した。戦力外から復活して1億円プレーヤーとなった“再起の星”でもある。オフに右肘のトミー•ジョン手術を受け今シーズンはリハビリ。 (たみ)

49  松本 晴  (まつもと はる)  2001年2月24日生まれ
昨シーズン「1試合3失策した勝利投手」というレアな記録を作った。オフに米国のトレーニング施設で自主トレに励み100万円以上を自己投資。「10倍になって返ってくればいい」と意に介さずハイリターンを誓う。 (たみ)

50  相良 雅斗  (さがら まさと)  2003年9月24日生まれ
岐阜協立大からドラフト4位
ドラフト指名後にTJ手術。デビューは約1年後になる見込み。試練ではない。大学野球部監督から「野球博士のよう」と評される程の勉強家。リハビリ後は名前の由来、格闘家「魔裟斗」の様な強い男になり戻ってくる! (野球)

51  前田 純  (まえだ じゅん)  2000年6月4日生まれ
二軍で好投を重ね着実に登板数を積み上げ、一軍マウンドも経験した。伸びる直球で打者を押し込み、数字以上に未来を感じさせる推さずにいられない存在。肘の違和感を超えて先発ローテに名乗りを上げたい。 (紫)

53  大山 凌  (おおやま りょう)  2002年3月27日生まれ
二軍で奪三振を積み上げるも、四球増で防御率は不安定。それでも最速150キロ超の直球は夢そのもの。春季キャンプではコンディション不良でリハビリ組に入ったが焦らず治してまた一軍のブルペンを支えてほしい。 (紫)

54  R.オスナ  (ロベルト・オスナ)  1995年2月7日生まれ
本物?  見返す程の短髪と以前より少しスリムになった姿で今季は守護神復活となるか。抑えとして開幕を迎えた昨季は不調で途中中継ぎとなり守護神の座を譲る事になった。練習見学ではファンへの対応も優しい。 (紫)

58  木村 大成  (きむら たいせい)  2003年9月12日生まれ
昨季は二軍で奪三振率が光る登板を連発し、フレッシュオールスターにも選出された。また地元北広島市でのファイターズ戦でプロ入り後初の一軍入りを果たした。今季は登板できるよう、飛躍を期待したい。 (紫)

60  大野 稼頭央  (おおの かずお)  2004年8月6日生まれ
プロ3年目の昨季は一軍デビューを果たした。プエルトリコのウィンターリーグに参加し初海外で武者修行を積んだ。春季キャンプではA組に入り、成長した姿を見せている。新しい家族のためにも先発ローテ入りを狙う。 (紫)

63  D.ヘルナンデス  (ダーウィンゾン・ヘルナンデス)  1996年12月17日生まれ
昨シーズン42試合登板し、奪三振率9.60と持ち味を示す一方で制球に課題も残した。愛妻家は一児の父となり、責任を胸にマウンドへ。波を抱えながらも戦力として計算出来る貴重なリリーフ陣を支える。 (紫)

64  上茶谷 大河  (かみちゃたに たいが)  1996年8月31日生まれ
現役ドラフトで移籍。初年度は手術で出遅れなどもあり、わずか8試合登板、防御率6.92という悔しい結果に。今季は先発転向予定。得意の「誇張しすぎる選手モノマネ」も添えてファンの心もがっちり掴みたい。 (たま)

66  松本 裕樹  (まつもと ゆうき)  1996年4月14日生まれ
リリーフ三人衆「樹木トリオ」1番の古株。ブチギレストレートの使い手はマウンドでは平常心を貫く。日本一を決めた試合では胴上げ投手に。故障が多かった松本自身も、ずっと応援してきたファンも報われた。 (とびた)

68  木村 光  (きむら ひかる)  2000年7月2日生まれ
昨シーズンは一軍での登板数を伸ばした。四球は少し増えたが防御率は向上した。磨かれた制球や力強い直球で打者を押し込み、試合を壊さぬ安定感を確立した。今季は競争の激しい一軍のマウンドを奪い取れ!  (紫)

69  岩崎 峻典  (いわさき しゅんすけ)  2003年3月11日生まれ
ルーキーイヤーの昇格機会は1度だったが、ブルペンで登板に備える松本裕らの姿勢に感銘を受けた。キャンプで肩を痛めてリハビリ組に合流したが、ケガが癒えたら希望する先発ローテーションに殴り込みだ。 (とびた)

選手のイラストフェイスタオル  撮影:文春野球学校