男子寮と女子寮で恋愛している感じなんですよ

コロナ禍に無観客で行われた「東京2020オリンピック」では、TBSの五輪総合司会を務めた。(撮影:雑誌協会代表)

内田 旅芸人のような日々ではなくなったとはいえ、そんなふうでよく結婚しようと思いましたね。

安住 正直に言えば、半分ぐらいは未知への挑戦という気持ちがあります。樹木さんにも「結婚は人生の挑戦みたいなものだから、そこはトライしてみるべきものだ」と言われていました。

内田 母が背中を押してしまいましたか。

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安住 妻からも「別居婚でもいいよ」と言ってもらえたので、それならいけるかなと。

内田 なんて理解のある方なんでしょう。

安住 よく納得してくれたと、私も思います。

内田 結婚式は?

安住 記念写真だけ撮りました。

内田 別居婚というのは、実は私も憧れるところがあって、これからパートナーシップを結びたいと思っている人たちにとって新しい選択肢になるかもしれないですよね。恋愛のピュアな関係性を考えたときに、とてもロマンチック。光源氏じゃないけど、要するに通い婚ですものね。

安住 そうなんですよ。通い婚というのは、現代人に意外に合っているのではないかと私は思っていて。ただ、貯金はどんどんなくなっていきますね(笑)。

内田 そうか。住居費が2倍かかる。

安住 彼女は私よりも家賃が高い部屋に住んでいるし。

内田 だってお子さんも彼女のお部屋に住んでいるんでしょ。

安住 はい、そうです。

内田 安住さんより高いお部屋なのは当然ですよ!

安住 はい、当然です(笑)。

内田 安住さんはご実家には突然帰省するとのことでしたが、通い婚のほうは訪問前に必ず通知するそうですね。

安住 そうです。あらかじめお互いの週間スケジュールを出し合っています。

内田 この日のこの時間は空いているから、会いたかったら一応連絡してから来てねと。

安住 そのとおりです。なんか男子寮と女子寮で恋愛している感じなんですよ。

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 50歳を超えて父となった安住さん。出産には「(妻と)話し合った結果、立ち会わないことになりました」といいます。別居婚ならではの育児スタイルや、出産当日のエピソードまで――安住さんの「家族の育み方」について詳しくお話しいただきました。記事全文は『週刊文春WOMAN2026春号』で読むことができます。

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