MONOプランで必要に応じてモノを取り出す場合は1点あたり880円(注)。箱ごとの取り出しなら、1年以内であればボックスサイズに応じて1100円~1320円、1年を超えてからは箱ごと取り出す場合は無料。衣類に特化しハンガーで吊るして保管するクローゼットプランなどもある。
さらに2025年10月2日から、ベビーカーやスーツケース、大型ぬいぐるみ、ゴルフバックといった大物を1点単位で預けられる大型プランも月額880円から開始した。
(注)沖縄エリアへ配送する場合、全国一律配送料+1梱包あたり手数料1000円が発生
出向かずに使える宅配型トランクルーム
寺田倉庫はトランクルームのサービスでも、1975年に開始したパイオニアである。個人の家財を預かるほか、法人向けに書類や映像・音楽コンテンツの記録メディアを扱う。アート作品やワイン、建築模型の保管も手掛け、作家やコレクターから預かる作品をはじめとする現代アートと建築を紹介するWHAT MUSEUMを2020年、天王洲で開業した。
ミニクラ利用者には、貴重な資料を管理してきた実績をもとに「寺田倉庫だから」と選ぶ人も多いという。実際、預けるとなると、紛失や損傷のリスクがある。外気にさらされた倉庫では、高温多湿な夏に衣類にカビが生える、書籍が膨張するといった心配もある。
貴重な家財を預ける場合は24時間365日、温度や湿度を一定に保つトランクルームでの保管が望ましい。自宅でも、「閉め切ったクローゼットだと、夏場は湿度が80%を超える場合があります」と浅見さんは話す。
2012年にミニクラを始めたのは、トランクルームの競合が増え価格競争が活発化していたことに加え、個人向けにITを活用した新しい倉庫のサービスができないか検討していたからだ。
トランクルームは一定の広さを確保して自由にモノを入れることができ、自分の都合に合わせて出し入れできる点が魅力だが、逆に言えば自ら足を運ばなければならず、重いモノやかさばるモノを運ぶのが大変といった側面もある。自宅に居たまま預けることができるミニクラは、ハードルを下げるためにできるだけ料金を低く設定し、スタートさせた。