つまり、都会暮らしの場合、十分な収納を確保できる家に住むこと自体が困難になってきたと言える。ざっくりとでよいので、ふだん使わないが持っておきたいモノが占める面積と、不動産価格、トランクルームにかかるコストを計算し、どちらが得かシミュレーションしてみるとよいだろう。

宅配型トランクルームならではの理由が、2つ目。写真つきプランにすれば、自分が何を預けているのか明確になることだ。管理が苦手な人は、モノが多くなればなるほど自宅で必要なモノを見つけるのは困難になる。

しかし、ミニクラなら簡単に検索ができるという点で、管理はラクだ。自分がどのような家財を持っているのか、預けたモノに関しては一目瞭然となる。ただ、自宅なら見つければすぐに手にできるが、ミニクラは1日2日のタイムラグが生じるので、その点について考慮する必要はあるだろう。

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「捨てる」でも「残す」でもない、第三の選択肢

ミニクラでは2023年10月から、寺田倉庫に所属する整理収納アドバイザーが訪問し片づけを手伝う「お片付けサービス」を始めたが、「第三者がパッと見て何かがなくなったとわかるほど大きな変化はないこともあるのですが、体験の満足度はめちゃくちゃ高い。皆さん、『いきなり生活が整いました』と言ってくださいます」と浅見さん。

片づけには、実際にスペースが生まれる以前に精神的にすっきりする側面がある。片づける行為が気持ちの整理につながり、モノとは直接関係ないが、人生の展望まで開ける場合が往々にしてある。とはいえ、捨てるのは勇気が必要だ。浅見さんは「捨てるか残すかの間に『預ける』を選択肢として加えて欲しい」と話す。

迷っていたモノを預け、それがなくても生活できる自分を発見すれば、手放す選択肢も出てくる。ミニクラはYahoo!オークションと提携しており、ミニクラからアカウントを連携させてオークションに出すこともできる。