「息子がNHKアナ」で再注目

 人気絶頂の83年、14歳年上のコピーライター・魚住勉氏と22歳で結婚。翌年に長男を出産。「私生活のイメージは邪魔」と子育てについて一切語らない浅野が母親になって主演したのが「101回目の〜」だった。最終回は36.7%の高視聴率を記録。

 だが、その後、浅野は初舞台「ロマンチック・コメディ」で客の前で演じる舞台の面白さを実感。「自分から何かを伝えたい」と関心のあった「古事記」の語り部にもなった。

「その後国学院大学客員教授に就任するなど映像から遠くなった」(芸能デスク)

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 浅野が再び注目されたのは18年、中途採用でNHKアナになった息子の優が情報番組で髪をかき上げる仕草をマネたことだった。

「司会者が母の名前を明かした。反響は大きかったが、息子はその後アナウンサーを辞めて他部署に異動。すでに結婚していて浅野の初孫も誕生。都内の二世帯住宅で暮らしている」(同前)

あくまで活動の中心は舞台

 20年に映画「みをつくし料理帖」に出演。一昨年は「あぶない刑事」のシリーズ8本目に出演して舞台挨拶にも立ったが、活動の中心は古典や神話を現代語に脚色した独り舞台「よみ語りの会」だ。コロナ禍を挟み、年に一度ぐらいのペースで活動を続けている。

 今回の「102回目の〜」では浅野の出演はなくとも、むしろ、その存在感は際立っている。

 そう、女優・浅野温子は死にましぇ〜んのだ。

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