夫・柏原崇氏との出会いは…
内田に公私ともに支えるパートナーがおり、それが俳優の柏原崇であることが報じられたのは、彼女が46歳のときだった(『週刊文春』2022年5月5・12日号)。これについてはその後、テレビのトーク番組で、相手の名前こそ出さなかったものの彼女自ら告白して話題を呼んだ。
2歳下(学年でいえば1つ下)の柏原とは10代のとき、CMで共演したのが馴れ初めである。2001年にはドラマ『ビッグウイング』で、空港ターミナルの受付で働くヒロインを内田、その上司を柏原が演じている。劇中ではけんかしてばかりの設定だったが、撮影中に行われた対談では、内田が柏原について《幼なじみみたいに10代のとき仕事をした人って気になる》と言うので、彼が《はじめて会ったときには、おねえさんみたいな感じがしたけど》と返すと、《けど? けどって何?(笑)カッシーが大人になったんだよ》と彼女がツッコミを入れるという具合に、文字どおり幼なじみのような親密さをうかがわせた(『CanDo!ぴあ』2001年2月13日号)。これを読むと二人がのちに一緒になったのも腑に落ちる。ただ、その関係は、互いに紆余曲折を経て、きっと成熟したものになっているに違いない。
過去の自分を認めることが、自信へと繋がるようになった
4年ほど前のインタビューで内田は、40代に入って過去の自分を俯瞰で見られるようになったとして、《今こうして立っていられるのは、20代の頃、戸惑いや悩みを抱えながらも必死に乗り越えてきたから。そんな過去の自分を認めることが、自信へと繋がるようになった気がします》と語っていた(『STORY』2022年1月号)。
2023年にはドラマの役作りのため、自ら監督に提案して、8年ぶりに髪をショートカットにしている。その撮影後にはさらに短くし、10代でデビューしたころを彷彿とさせるショートになった。ただし、内田に言わせると、髪を短くしたのは《決して若い時の自分を投影するということではなく、40代の新しい自分の可能性を楽しんでみたいと思い、日常の自分に新風を吹かせ、単純にファッションやメークの変化を探してみることにしました》ということらしい(『STORY』2023年7月号)。
どうやら黒歴史などという言葉は内田には無縁らしい。ショートカットにしても、パートナーにしても、新たな意味をもって受け容れられているのも、過去の自分に対する肯定感があってこそだろう。2025年には50歳を迎えた彼女だが、経験の積み重ねとともに輝きを増し、10~20代のころ以上にまぶしく見える。

