「いい大人が、馬鹿か?」とか、「ムダな抵抗しているね」と、呆れられるかもしれません
私は少し前に、美顔器を買いました。
ヤーマンというメーカーの人気機種でした。
2日に1回、寝る前に顔に当て、電流を流します。
その美顔器を使うと、腹筋マシーンのように、ピクピクと顔の筋肉が細かく動き、刺激されます。
施術の後はお肌がぷるぷるになって、若返った気がします。
あくまで、気がするのです。私の場合。
皺が消えた! 若返った! という自己暗示が、私にとって一番の効用です。
美容に興味ない人からすれば、「いい大人が、馬鹿か?」とか、「ムダな抵抗しているね」と、呆れられるかもしれません。
はい、馬鹿です!
いつまでもモテたいのだから、無駄であろうと必死に抵抗します。
好きにさせてください! と、堂々と反論いたします。
スケベ根性は、ほどほどの場合、生命力の根幹です。
この欲望に寄り添うことも、また諸行無常の世を生きぬく、有効な術であろうと都合よく考えています。
健康のためなら死ねる!
サプリメントもたくさん飲んでいます。
10年ぐらい前は48種類ほど、同時に飲んでいました。
若くありたい、仕事をいつまでも続けたい、病気になりたくない……歳を取っていく恐怖と不安を打ち消すように、飲む種類が増えてしまったのです。
小心者で、死に近づいていくことに、ずっと怯えていた。本当に、怖がりなんです。
喋れなくなり、寿命が尽きるのが、ものすごく怖い。
だから仏教に、強く魅せられたのだと思います。
仏教を学ぶようになってからはサプリメントの数は、ぐっと減りました。
最も大量に飲んでいた頃は、悪い意味での加点主義で、飲めば飲むほど健康になれると信じきっていました。
「健康になるには、体調不良もやむなし!」「健康のためなら死ねる!」という、大いなる矛盾を生きていました。
