リスク面を考慮…ネット上の無修正動画への進出
そこで、もっとも新しい動きとしては、ネット上の無修正動画への進出が目立っている。
AV業界はいま、かつてのVHSビデオからDVDでの販売という時代を経て、ネット上で動画をダウンロードするストリーミングが主流になっている。特に、いまはスマートフォンでアダルト動画を見る利用者も多い。
そして、従来の大手メーカーだけでなく、素人などを売りにする新しい動画サイトも相次いで開設され、売り上げを伸ばしている。
この業界でも、慢性的に起きているのが、出演する女性の人材不足だ。特にAV出演をめぐるトラブルがニュースとして報じられ、また新法の施行もあって出演を躊躇する女性も多い。そこでスカウトの出番となるのである。
そういえば、あの佐伯もこう話していた。
「自分も少しずつ始めていますが、最近は、AVやエロ動画に女の子を紹介してかなり儲けているメンバーもいますよ。動画だと、ダウンロード数によって通常のスカウトバックだけでなく、プラスしてインセンティブがもらえることもありますし、ソープランドなどの風俗店に紹介するよりもリスクが少ないという話です。
実際、本人が希望していれば、アダルトな動画への出演を紹介したとしても、スカウトまでが摘発されることははまずないんじゃないですかね。リスクの面でも、風俗店に紹介するよりもいいんじゃないかとスカウトの仲間内では言われています」
アダルト動画への出演についても、出演を勧誘したなどとして容疑者が逮捕されるケースはあったが、過去の事例を見ると不起訴になることも多いのが実情だ。常に新しいものを見付け、めざとくカネにしていくのがナチュラルのビジネスである。
