「アンダー15」というジャンルからの卒業

――年齢を重ねるに従って、ファン層は変化しますか?

西永 15歳までしか応援できないっていう人と、逆に15歳から下は若すぎて応援できないっていう人がいて、16歳になるタイミングでファンの入れ替えがあるんです。で、次に18歳になるとまた変わります。「18歳以下の高校生が好き」みたいな。18歳からは安定しますね。

13歳くらいの頃

――15歳までしか応援できないファンについては、当時どのように捉えていましたか?

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西永 雑誌にも「アンダー15」とか書かれていたので、そういう文化やジャンルなんだなと。他のジュニアアイドルの子たちと撮影会で会うと、「ヤバいよ、16歳になっちゃうよ。新規開拓しなきゃ」みたいな話をしていました。

 みんなませていて、自分の需要を分かっていたと思います。16歳になったら、どうやってロリコンじゃないファンを取り込めるかを誰もがちゃんと考えていました。

もう還暦の“TO”ことトップオタクのファン

――「15歳まで」や「18歳以下の高校生」など言わず、デビュー当時から応援し続けてくれているファンもいましたか?

西永 “TO”と言われてる人がいて。トップオタクだからTOなんですけど。私のファン界隈でも、TOとして認められている方が1人いました。その方は私が14歳の頃から、全ての現場に来てくれています。

 

――TOはいくつくらいの方ですか。

西永 もう還暦です。還暦を迎えた時は、赤いちゃんちゃんこを着てもらいました。「赤いちゃんちゃんこを持ってきて撮影会に参加してね」と伝えて。

 すべてのイベントに来てくれたけど、最近は「その撮影会、土曜日だと用事があってダメだから日曜日にして」なんて感じで日程をリクエストされます。

――「俺が行けなくなるから、行ける日に変えてくれ」と。

西永 そうです。ファンクラブの人たちと集まって、「2月の撮影会、どうする?」みたいな軽い話をしていたんです。「次は14日にしようかなと思ってるんだよね」と話したら、TOが「あ~~~、14日は駄目だなあ。15日にしてよ」って。で、私がみんなに「じゃあ、15日にしてもいい?」と聞くと、みんなが「いいよ」って。

写真=深野未季/文藝春秋

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