「スマートフォンを叩き壊されたときです」母親に殺意を抱いたきっかけ

──あなたは実際にお母さんを殺したわけなんだけれども、お母さんを殺そうと具体的に考えるようになったのはいつですか。

「もともと持っていたスマートフォンを取り上げられて、で、不便だったので、隠し持っていたスマートフォンがあったんですけれども、それが見つかってしまって、それを叩き壊されたときです。

 それで、もう、こんなん持ってるんやったら、おまえはやる気ないんやろって、もう出ていけみたいな、何かそんなことを言われたんですけど、なんとか家に置いてほしい、ちゃんとやるからということで、その誠意を示すっていう意味で土下座をしました」

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──どこで土下座させられた。

「庭です」

──これ、裸足やな。

「靴下ははいています」

──庭の上を靴下だけで土下座してるよな。

「はい、そうです」

写真はイメージ ©yamasan/イメージマート

「私と母との確執は、もう誰がどうすることもできない」

──写真を見ると、この写真の日付、もう裁判所には証拠として見てもらってるんだけども、2017年12月20日の午前3時25分ごろなんやけども、そのときやね。ところで、なぜあなたはお母さんを殺そうとか殺したいと思ったんですか。

「スマホをブロックのようなもので叩き壊されたんですけれども、自分の気持ちも心も叩き壊されたような気がして、もう、ちょっとやっていくの無理やなって思いました。

 なんというのかな、もう、ちょっと、心が疲れたな、もう無理やなっていう、そういう気持ちでした」

──それは看護師になりたいっていうよりも、お母さんから解放されたいという気持ちなわけ。

「そうですね」

──あなたが書いた今年の3月24日付の陳述書には、いずれ私か母のどちらかが死ななければ終わらなかったと現在でも確信してるって書かれてんねんやけど、これ、どういう意味。

「私と母との確執は、もう積年にわたりますので、それで積み上げられてきた母の私に対する不信感であったり、憎悪であったり、そういった感情は、もう誰がどうすることもできないっていうことは、いまになっても変わらないという意味です」