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帰国日の11月4日の羽田空港。午後10時発という遅い便にもかかわらず、チームの仲間の5人が川口から見送りにやってきた。中1から2年半、毎日練習で一緒に汗を流した仲間だった。日本人が4人とアフリカ系の1人だ。
チェックインを済ませたディヤルたちが保安検査場に向かうまで少年たちは声をかけ、手を振り続けた。
「バイバーイ、ディヤル」
「頑張れよ、トルコで」
ディヤルは最後に大きく手を振ると、ゲートの向こうに消えた。
「あいつならほんとにJリーグで活躍できたかも。あんなに頑張っていたディヤルがなぜ途中で帰らなければならないのでしょう。入管か何か知らないけど、制度が間違ってます」。一人の日本人少年が悔しそうにつぶやいた。
