有名エステ「エルセーヌ」の顧客情報約50万件が持ち出され、運営会社が窃盗罪で刑事告訴の準備を進めていることがジャーナリスト・西﨑伸彦氏の取材で分かった。取材によれば、業務提携先である東証スタンダード上場「ANAPホールディングス」の取締役が、持ち出しに関与した疑いがある。
前代未聞の“窃盗事件”が発覚したのは昨年11月10日。それは1本の電話がきっかけだった。
「事務所に来ているのですが、室内にあった荷物がなくなっています」
エステ事業を手掛けるエルセーヌ運営会社TLCの社長は、切羽詰まった声でそう告げる会社関係者からの電話に戸惑いを隠せなかった。
慌てて台東区上野にある4階建てのビルに駆け付けてみると、事務所兼倉庫として借りていた2階とスタッフの研修所だった3階のフロアが、ほぼ空っぽの状態だった。施術ベッドや施術機器はもちろん、現金が入った業務用金庫、パソコン、複合機もない。そして、何より約40年にわたって続いて来たエルセーヌブランドの約50万件に及ぶ顧客情報もすべて持ち去られていたのだ――。
一体、何が起きているのか。ANAP社側が関与した形跡と「言い分」、ANAP社がアパレル事業からビットコイン事業に転換している現状、エルセーヌ直営店が閉鎖されて起きている消費者トラブルなど、「週刊文春 電子版」で詳細を報じている。
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