目標を現実的に設定する堅実さ、そして肩書に固執するのではなく、裁量権を持って自分の適性に合ったやり方で働きたいという柔軟性が反映された結果に驚かされます。
出世したくない・マネジメントに就きたくない理由
・管理職は給与も上がるけど責任も増える
・残業代も出ない
・これまではチームで頑張っていたのが管理職だとソロ感が強い
・部下がいると、プレッシャーもかかる
・上からも下からもいろいろ言われる
・ハラスメントと言われる可能性もある
・管理職になると自分だけ消耗している、搾取されている感が強そう
・成果や給与のリターンを得られる確証もない
・総じてタイパは悪いし、出世しても報われるのかが未知数
・現に、家庭などを犠牲にして管理職になっている先輩方を見ていると、その情熱に尊敬の念を抱く半面、「ああはなりたくない」とすら思ってしまう
・プレイヤーでいたいので、チーム内のリーダーが希望
たとえば上司世代に尊敬の念を抱いていても、じゃあ彼らのようになりたいかといえば、自分は彼らのようにプライベートを犠牲にしたり、身も心もボロボロになったりしてまで働きたくないと感じます。要は、参考にできない。ロールモデルにならないから、頑張ろうと思えない――。
若手世代が出世を望まなくなった本当の理由
若手世代は、今の職場だけでなくメディアやSNS、自身の親の働き方を通して、さまざまな事例を見てきました。特に、若手世代の親は、2026年現在は50~60代前半。バブル崩壊後の大不況時に働いてきた世代を見て感じることは多いのかもしれません。
頑張った挙げ句メンタルを壊して働けなくなった人、成功していると思ったらスキャンダルで評判が落ちた人、仕事に重点を置きすぎて家庭内不和になった人など。いずれも、「ロールモデル」にはなり得ません。