「それじゃあ犬猫以下だよ」

「親はねえ、子供から学んで成長するわけじゃないの! それでは追いつかない。親のほうにはその年齢、そこまでになる社会的な経験があるわけだから、自分に自信がないなんて言ってる場合じゃないの。

 それじゃあ犬猫以下だよ。親が子供を育てられないなんて。もう、こんな低次元な話、したくなかったけど、今の婦女子は恐ろしくレベルが低いね」

 たしかに今の時代、ずけずけ社会常識や人生訓を説く人は少ない。ましてテレビ番組では皆無だろうが、細木の発言はありがたがって拝聴するほどのご高説ではなかろう。

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 おまけに細木は高みに立って人に道を説く資格や経歴を備えているのか、大いに疑わしい。

 自身が細木に運勢を占われた経験を持つ、気学風水の鑑定師である柴山壽子氏はこう証言する。

「そのおカネは誰から取ったのか」

「1億円の装身具をポンと買うとか、ホストクラブのホストの売り上げアップのため一晩で800万円使うとか、番組でカネ持ちだってことをひけらかしてる。私に言わせれば、それを凄いと思う視聴者もどうかしてる。そのおカネは誰から取ったのか。

 ご当人の当たりもしない占い本や1回20万円とかいう相談料、法外な額の墓石や仏壇を売り付けた果てのおカネですよ」

 ことによると細木数子は現代が抱える低俗性の指標となりうる人物かもしれない。

 彼女に対する好悪感は二大別されて、中間派は存在しないかのようだ。

朝青龍とも交流があった ©時事通信社

 一方の側には、テレビで大写しされる彼女に対してなんの拒絶反応もなく、耳を傾け、面白がり、よくぞ言ってくれたと頷く人たちがいる。

 細木の著書でゴーストライターを務めたことがある人物は言う。