安室奈美恵やSPEEDを輩出した沖縄アクターズスクール出身のAKINA。三浦大知や満島ひかりとともに「Folder」のメンバーとしてデビューし、現在も歌手・俳優として活動を続ける。プライベートでは、お笑い芸人のビビる大木との間に2児をもうけた母でもある。

 そんな彼女に、芸能界入りのきっかけから、生徒が生徒を教えていたという沖縄アクターズスクールの独特な環境、さらにはデビューすることも知らされないまま始まった「Folder」での活動まで、話を聞いた。(全5回の1回目)

AKINAさん ©佐藤亘/文藝春秋

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安室奈美恵を目指してオーディションに参加

――本日はよろしくお願いします。AKINAさんの半生をお聞きしたいんですが、もともと歌手を目指していたんですか。

AKINAさん(以下、AKINA) 小学生の頃から、歌手になりたいと思ってました。当時は安室奈美恵さんが「TRY ME ~私を信じて~」や「太陽のSEASON」をリリースしていた時期で、もう少しで大ブレイクという時で憧れていました。

 ある日、家でテレビを見ていたら沖縄アクターズスクールが流していた「安室奈美恵を目指せ!NEW SUPER MONKEY'Sオーディション」のCMが流れていたんです。CMでは「次の安室奈美恵は君だ!」とやっているのを見て「私、なる!」と思って(笑)。それでオーディションを受けました。

 私はそのオーディションで準グランプリになって、アクターズスクールに入りました。グランプリが(満島)ひかりで、準グランプリには(山田)優ちゃんがいました。ただ子供だったのでオーディションの内容をよくわかっていなくて、安室奈美恵さんのバックダンサーになるオーディションだと思っていたんですが、入ったら違ってたっていう(笑)。

――入ったら芸能スクールだったんですね。

AKINA 私が通ってた時は、アクターズに入るためにオーディションがあって、合格した人じゃないと入れない感じでした。