――????? チャンネルを変えている姿に何を見たんですか。

AKINA その時テレビではバラエティー番組が流れていたんですよ。けれど大木さんは野球が大好きなので、チャンネルを変えていたんです。そこに「この人は自分で人生を決めている」と感じたんです。だって普通、先輩の家ではなかなか遠慮してチャンネルを変えにくいじゃないですか。そこを大木さんは「俺は野球だ」と変えていて。わが道を行くじゃないですけれど、大木さんのすごく素を見た感じがしたんですよね。

©佐藤亘/文藝春秋

 大木さんがチャンネルを変える姿を私と平愛梨ちゃんは少し離れたテーブルから見ながら「愛梨ちゃん。大木さんってめっちゃいいよね。結婚したら絶対幸せになれるよね?」って話したら、愛梨ちゃんは「えっ、そうですか?(笑)」とずっと言ってました(笑)。

ADVERTISEMENT

「ヤフー知恵袋」に相談してラブレターを書き告白

――平さんの止める気持ちが少しわかります(笑)。そこからAKINAさんは積極的で、大木さんにラブレターを送るんですよね。

AKINA 送りました! ただ人生で一度もラブレターを書いたことがなくて。歌詞は書いたことがあるんですけれど、その調子で書くとポエムみたいなラブレターになっちゃうんです。このままではダメだと思って「ヤフー知恵袋」にラブレターの書き方を相談したんです。そうしたら「こういうふうに書いた方がいいよ」と教えてくれる人がいて。最終的にシンプルに「私と付き合ってくれませんか?」というラブレターにしました。

――積極的ですね。過去にお付き合いされた方もいたと思うんですが、AKINAさんから告白したんですか。

AKINA 告白したことありますよ。私は、自分から行きます。待ちません(笑)。

――ラブレターを渡してから大木さんの反応はどうだったんですか。

AKINA 戸惑っていましたね(笑)。私と大木さんは11歳の年の差もあるし、まして友達から恋愛に発展するのって大変なことじゃないですか? 大木さんもそこでいろいろ考えてくれたんだと思います。

©佐藤亘/文藝春秋

――AKINAさんはラブレターを出す頃には大木さんのことが、さらに好きになっている?

AKINA 私はそうです、もう好きだし、もっと知りたいなと思ったからラブレターを書いたんですけど、あまりにお返事が来なくて。一度「その、どうですか?」と聞いたら「ちょっとまだよくわからないから」と返ってきて。えっ、よくわからない? どこまで知りたいの、あんたみたいな(笑)。

 私はもっと知りたい、友達よりももっと深く知りたいから付き合いたかったんですけど、彼は「よく知らない人と付き合っていいのか?」というふうに思ってたみたいです。