なにやら行列のできている店が…
マリンロードに沿って北に歩いて行くと、魚市場が見えてくる。はごろもフーズなど水産加工会社の看板を掲げた大きな建物もある。
マグロで有名な清水漁港。魚市場の一角にはマグロを食べさせてくれる飲食店が集まっているエリアもあった。ちょうどお昼どき、店によっては大行列ができている。
真新しいスーツに身を包んだ人たちがたくさん。新入社員研修の合間か何かなのだろうか。清水駅のみなと口を出ればものの5分もかからない市場だが、観光客の多くは電車よりもクルマで訪れているようだ。
そのすぐ北には、古びた石油のタンクがずらりと並んでいる。もうここまで来れば、清水駅みなと口のすぐ目の前。タンクの遠く向こうには、霞がかった空の中に富士山が浮かんでいる。
冬ならば、きっともっとキレイに見えるはず。駅前の港町と石油タンクと富士の山。清水駅前の名物だ。
“武骨な港湾都市”も今は昔?
このみなと口のオイルタンク、ENEOSの油槽所の一角で、いまでは遊休地として大半が使われていない。そこに、清水エスパルスの新しいホームスタジアムを建てる計画があるという。
駅の目の前の、それも港の脇のスタジアム。少し歩けばちびまる子ちゃんランドも近い。マグロもサッカーもちびまる子も、駅を降りたらすぐそこに。「清水」がギュッと詰まったエリアが生まれるのだろうか。
こうして新しい姿を見せようとしている清水駅。いまのみなと口の広場には、北に病院、南には文化会館が建っている。どちらも比較的新しい。
以前はこの場所には貨物駅が広がっていた。港湾都市らしい武骨なエリアが、観光・レジャーの拠点に生まれ変わる。横浜や神戸でもそうであったような町の変化が、清水にも訪れようとしている。
撮影=鼠入昌史
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。




