台湾映画界の人気者たちが結集

 エネルギッシュな登場人物たちに血肉を与えるのは、実力確かな豪華キャストたちだ。阿月役は『アメリカから来た少女』(2021年)の新鋭ケイトリン・ファン、趙公道役には『香港の流れ者たち』(2021年)の香港人俳優ウィル・オー。さらに人気歌手9m88(ジョウエムバーバー)、『シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE』の公開を控える注目株ツェン・ジンホアといった顔ぶれが脇を固める。

『霧のごとく』

『1秒先の彼女』の主演俳優リウ・グァンティンが、実在の盗賊・高金鐘役で登場するのも見どころだ。もともとグァンティンは、ユーシュンの手がけたCMに出演したことがプロの俳優になるきっかけだったという。

「私はリウ・グァンティンが大好きで、自分が見出した役者だと思っているので、彼のことはいつも気にかけています。今回も主役を演じてほしかったのですが、彼は趙公道ではないなと思い、盗賊役で少しだけ出てもらいました。台湾では、『次はあの盗賊の映画を撮ってほしい』という声も多いんですよ(笑)」

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『霧のごとく』

 また、『赤い糸 輪廻のひみつ』(2021年)のビビアン・ソンも思わぬ役どころで出演。「常々、台湾の実力ある女優たちと仕事をしたいと思っていました。ビビアン・ソンとは初めての仕事で、今回は少ない出番でしたが、いずれまた出演してもらえる機会を探りたいと思っています」