第1位に輝いた「トムといえば!」の名作
第1位に輝いたのは、もはやトムの代名詞とも言える「ミッション:インポッシブル」シリーズ。CIAの極秘スパイであるイーサン・ハントの活躍を描くアクションで、現在8作が発表されています。
中でも評価が高かったのは第4作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』。本作について芝山幹郎さんは「身体を張って巨大な空間と向き合うときの彼は俄然輝く。光源は、スター性というよりもエキセントリックな体質だ」と素敵なコメントを寄せてくれました。さらに森直人さんは「この作品でネクストレベルへと昇華。第5作と双璧でシリーズ最高作」と。一方、斎藤綾子さんは最新作に触れて「還暦を過ぎての頑張りは、やはり凄い!」。さらに柳亭小痴楽さんは「中学時代に出会ってから、ずっと夢中! 私の中でトムといえば!のシリーズ」。ほんと、おっしゃるとおりです!
第4作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)
第5作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)
第6作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)
続くのは米海軍の戦闘機パイロットの青春を描いた『トップガン』、その36年後を描いた『トップガン マーヴェリック』。つまり「トップガン」シリーズが実質の2位! 続編のほうが上位になった理由は、森さんいわく「私が心酔しているのは加齢してからの“トム・クルーズ2.0”。そのアイコン力が凝縮された本作はキャリアの頂点に置くのにふさわしい」から。「劇場で観るべき最高傑作! パンデミック後に燦然と現れた彗星」とは洞口依子さん。確かにコロナ禍で客足の途絶えた映画館に人を呼び戻した作品でもありました。
一方、1作目を挙げた中野翠さんは「全身全霊での成り切りぶりに一種の感動が……」と。さらにマライ・メントラインさんも「まさにトムのための映画。『ミッション~』のルーツもここに。今、我々が知っている彼の“原液”」として1位にチョイスでした。
『トップガン』(1986)
『トップガン マーヴェリック』(2022)
実質3位の『コラテラル』は、トムが初めて悪役を演じた作品で斎藤さんの1位!「ロマンスグレーの美貌の殺し屋に悩殺された」とコメント。ほかも女性人気高し!という結果でした。注目の『コラテラル』については、記事末尾のピックアップコーナーで詳しく取り上げます。

