【監督・長谷川晶一コメント】
「つば九郎も文春野球をチェックしているらしいぞ」というウワサを聞きつけた。ちょうど、伊藤智仁氏が、「つば九郎は最近、調子に乗ってるから、一度、締めなアカンな」と話していたので、トモさんの仲介を経て、8月某日、試合前の神宮で隠密裏に直接交渉。文春野球への参戦を依頼したところ、「いいよ~」と、アッサリ快諾。晴れてこの日を迎えることになった。満を持して、彼が描くのが「おとももち~のぐっち~」。文春野球に、ついにつば九郎が登場する!
おっさんの、はんこつしん。
やくるとすわろーず、せばんごう42、さかぐちともたか。つばくろうは、このおとこを、ぐっち~! とよんでます。
2016ねんから、ちーむめいと、なかまとして、いっしょにたたかうことになりました。かんさいしゅっしんのぐっち。いけめんなんだけど、いかついおとこ。ちょっとこわもてでもあるから、ますこっととからんだりは、にがてなんじゃないのかな~とか、かんがえてましたが、かんがえるだけむだでした。にゅうだんしてすぐなかよしに。
ぐっちはよく、しあいちゅうべんちうらにきゅうけいにきます。そこは、つばくろうのたいきばしょでもあるので、すぐに、はなすなかに。さいしょは、ありがちな、とうきょうでのせいかつのはなしでしたが、だんだん、ちーむのことをはなしたり、ぎゃくに、あつさなど、つばくろうをきにかけてくれたりとで、あっというまに、きょりはなくなり、なんでもはなすなかになりました。
ぐっちが、ちーむめいとになってから、ちーむのじょうたいは、5い6い。17ねんは、きろくてきたいはいでした。そんななか、ぐっちはひとり、せんたーのぽじしょんをてにいれ、だげきせいせきは、3わりでしーずんをおえそうでおえない、はがゆさのれんぞく。でも、150あんだいじょうは、おみごと! ことしこそ3わりうつと、ぐっちはやくそくしてくれました。
なぜ、このおとこは、ここまでどんよくなんだろう?
ことしのきゃんぷうらそえ、みなさんごぞんじの、おにこーちによるきゃんぷ。ごぜんごごで、しゅび2じかん、ばってぃんぐ2じかんの、ごーるでんたいむ。34さい、べてらんのいきにはいったぐっちも、みんなといっしょになって、どろあせまみれになっていました! 3わりを、つばくろうにやくそくしたぐっちは、わかていじょうに、きあいのはいった、だげきれんしゅう! ここ(ばれんてぃん)や、え~お~き~くんが、べつめにゅう~ちょうせいでも、ぐっちは、ひっしに、こなしていきます。
え~お~き~くんの、すわろーずかにゅうもあり、がいやしゅのぐっちは、ちーむじじょうから、なれないふぁーすともやることになり、がいや+ふぁーすとのれんしゅうも。このとしになって、あらたに1つのぽじしょんがふえて、れんしゅうもばいです。それもふぁーすと。なれないだきゅうがあたることによるけが、ひろうちくせきによるけがなど、つばくろうには、ふあんしかありませんでした。
つ)ぐっち、どうなの、ふぁーすと?
ぐ)しょうがくせいいらいかな~。むずかしい。
つ)がいやとちがって、うんどうりょうもおおいし、れんけいぷれーもあるし、たいへんでしょ?
ぐ)せやから、れんしゅうしかないねん!
って、らんちじかんに、しゅびれんしゅう。こーちに、きほんからてっていてきにきたえられ、とること、なげること。みためは、じみです、とんだりはねたりしません。だけど、みてるだけで、かんどうしてしまいました。なぜこのおとこは、ここまでどんよくなんだろうと。じみなれんしゅうで、どろどろなすがたをみて、ちょっとのじかんで、らんちをして、つぎのぜんたいれんしゅうに。
ここ(ばれんてぃん)、え~お~き~くん、ぐっちの3にんで、がいやだとおもっていた。たしかに、ゆうへいくん、つよしくん……、だれかがでれませんが、べてらんのがんばりがむねにささりました。れんしゅうはうそをつかない、ひにひに、ぐっちのふぁーすとが、うまくなっていきます。さいしょは、のっくまえのぼーるまわしでも、あしのはこびのわるさから、そうきゅうがそれたり、のっくでもえらーがあったり、れんけいぷれーも……。ないやと、がいやでは、ふらいのだきゅうのうごきがちがうので、そこも、ひっしになってれんしゅう。じっせんれんしゅうだと、きょうれつなだきゅうが。
つ)ほんとうにだいじょうぶ~。
ぐ)さいしょよりは、できるようになったでしょ~?
つ)ふつうに、ふぁーすとやってるひとにみえるよ。
ぐ)まだまだれんしゅうせな~、おっさんがんばるよ~!
つ)じゅうぶんだよ。
ぐ)へたくそは、れんしゅうしかないねん!
つ)かっけ~やん。だったら、ふぁーすとで、ごーるでんぐらぶとって!
ぐ)むりむり~。
きゃんぷで、ぐっちはぴっかぴかにひかってました。