普通のスマホと変わらないサイズに進化
折りたたみスマホのことをなんとなく知っている人もいるでしょう。とはいえ購入しようと思わない理由は、価格が高いこと、さらに本体サイズが一般的なスマホより厚く、重量も重くて使いにくいと感じている点があると思います。
ところが2026年5月時点で、市場に出回っている中国メーカーの折りたたみスマホは、ほぼすべてが薄く軽量です。折りたたみスマホと言われなければ、普通のスマホと勘違いしてしまうくらいのサイズ感なのです。
前述したOPPOの「Find N6」は、本体を閉じたときの厚みが8.9mm、重量は225gです。Appleの「iPhone 17 Pro Max」はそれぞれ8.75mm、233g。厚みはほとんど変わらず、重量は逆に折りたたみスマホのほうが軽くなっています。
この薄型・軽量化の進化は、中国メーカー同士の製品開発競争が急激に進んだ結果です。2025年以降に登場したHUAWEI、OPPO、HONOR(オナー)、vivo(ヴィヴォ)、各社の折りたたみスマホのサイズ感は普通のスマホと変わりません。特にHONORが2026年3月に発表した「Magic V6」は、閉じたときの厚みが8.75mmと世界最薄クラスで、もはや「分厚い折りたたみ」というイメージとはかけ離れたサイズ感になっています。
このように薄型軽量化が進んだ結果、一般的なスマホから折りたたみスマホへの乗り換えを阻害する要因は、価格以外には無くなりました。しかも折りたたみスマホは本体を開けば8インチサイズのほぼ正方形の画面が使えます。2つのアプリを同時に使ったり、動画をより広い画面で見るなど、普通のスマホではできないこともできる便利な存在なのです。
