――ちゃんとオタクですね。

うさたに でもアニメの中に出てくるギャルキャラが気になって「かっけーな」って思ってました。心の奥ではそっち側に行きたいってずっと思ってたんでしょうね。

――具体的にギャルの世界にのめり込んでいくのはいつ頃から?

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うさたに 中学の友達のお姉ちゃんが持ってた『小悪魔ageha』を見た時に一気に振り切れましたね。「何このお人形さん、別の人種じゃん」って憧れちゃって。『egg』モデルのねもやよちゃん(根本弥生)とか『小悪魔ageha』のまこつちゃん(南真琴)みたいになりたくてメイクを勉強しまくりました。

うさたにさんのギャル雑誌コレクションのほんの一部

 雑誌を毎月6、7冊買って、読んだら翌日に100均へ買いに走ってメイクの練習。当時始めた“鬼オーバーライン”は今でも変わってないです。

――一気にギャル化が進行したんですね。

うさたに 自由が欲しくなっちゃって。お姉ちゃんが引きこもりなのを見てたから、私は逆に外に出たかったんです。本当は「ぶち上げギャル」になりたかったけどやり方がわかんなくて、最初はヤンキーっぽくなっちゃって、そこからヤンギャル、ギャル。15歳ぐらいで家を出ました。

「ギャルやめたほうがいい」母親は泣き、父親も反対

――15歳で1人暮らしですか?

うさたに ギャル友達と2人で、友達の家を拠点に生活していました。高校にも進学したけどすぐに行かなくなって、毎日遊び歩いてただけですね。夜遊びして、夜行バスとかヒッチハイクで渋谷まで服を買いに行ったり。ギャル友達と一緒だから歯止めがきかなくて、めっちゃ飯も食うから体もパンパンでしたね。

――家を出て遊び歩いてることに母親はどんな反応だったんですか?

うさたに めっちゃ泣いてましたよ。別居していた父親も一緒になって「ギャルやめたほうがいい」「メイクやめたほうがいい」って、派手になっていく娘に手を焼いてたと思います。

 

――親は反対だったんですね。

うさたに ギャルよりもヤンキーって感じで遊び歩いてましたからね。タイマンで喧嘩したり補導されたりで、高校からは無期の謹慎を言い渡されたこともあったし、お願いだから警察のお世話だけにはならないでって。大人しくしてればそれでいいからって言われてました。

 でも半年くらい経って急にお母さんが「そんなに好きなら、モデルを目指せばいいじゃん」って言い出したんです。それまで「やめたほうがいい」って言ってた人が、ですよ。「目指していいんだ」ってびっくりして、すごい嬉しかった。