「40℃の熱が10日間くらい続いた」結婚を意識するようになった“きっかけ”

――そんな中川さんが、どうして結婚を意識しはじめたのでしょう。

中川 2021年に、新型コロナウイルス感染症に罹ったんですね。40℃の熱が10日間くらい続いたんですけど、当時はコロナに罹っちゃうと自宅隔離されて外出ができなくなる時期だったんですよ。

 その時は一人暮らしをしていて、東京都から食糧などの支援物資が届くはずだったんですが、なぜかまったく届かなくて。

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 たまたま弟夫婦が近くに住んでいたので食糧を届けてくれたんですけど、それがもしなかったら、僕は友達も少ないし誰も頼れる人がいないし、どうなっていたんだろうと不安に思ってしまって。

――それで独り身が不安になったのですね。

中川 はい。それが結婚を意識するようになったきっかけだと思います。非常に自分勝手なきっかけなんですけど……。でも腰が重くてそこからも全然婚活を始められてなかったんですけど、2023年に集英社の担当編集者さんから「婚活漫画を描きませんか?」という提案があったんです。

 それで「やろう!」となって、マッチングアプリを始めたり婚活パーティーに参加したりするようになりました。

 

30代の頃の交際では「嫌われたくない」と卑屈になっていた

――中川さんはどんな女性がタイプなのですか。

中川 自分のスペックや立場を横に置いて言わせていただきますが、外見は芸能人でいうと、吉瀬美智子さんや石田ゆり子さんのような綺麗系の方がタイプです。

 性格的には少年のような方が好きです。アクティブでわんぱくな感じといいますか。ストライクゾーンは結構狭めですね。

――過去にそういった女性と交際したことはあったのでしょうか。

中川 婚活前ですけど、30代中盤くらいの時にそういう方とお付き合いしたこともありました。僕の方がめちゃくちゃ好きになって告白したんですけど、相手は「まあ、はい」くらいの温度差で始まったんです(笑)。

 だから「嫌われたくない」という気持ちが強くなっちゃって。基本的に僕は卑屈なので「相手は自分のことをこう思っているんじゃないか」と勝手に想像して、相手から言われて傷つく前に自分からその内容を言ってしまおうみたいな気持ちになってしまったんです。

 そうすると彼女が「いや、私そんなこと思ってないって」となることが続いて、ある時から音信不通になり、家を訪ねたらもう引き払っていなくなっちゃっていて……。