48歳で婚活に目覚めた独身漫画家の中川学さん(50)。自身の「年収200万円」を公表してマッチングアプリや婚活パーティーに挑み、その実体験を描いたコミックエッセイ『独りで死ぬのはイヤだ 年収200万円、48歳独身漫画家の婚活記』(集英社)を発売し、話題を呼んでいる。  

 中川さんの「年収200万円」というプロフィールに、女性たちはどんな反応を見せたのか。「年収200万なんて婚活する資格がない」「独りで死ねよ」というネット上の心ない声をどう受け止めているのか?(全3回の3回目/1回目から読む

漫画家の中川学さん ©榎本麻美/文藝春秋

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「意外と出会えたな」マッチングアプリで何人の女性と会えたのか

――中川さんは48歳からマッチングアプリを使い始めたそうですが、使ってみて良かったことはありますか。

中川学さん(以下、中川) 最初から共通の趣味がある人に「いいね」を押して出会うので、めちゃくちゃ話が合うんですよね。僕は映画が好きなので、映画が趣味の人にばかり「いいね」を押して、マッチングした人と会うようにしていました。

 あとは、お相手もプロフィールに書いてある僕の年収や肩書きを知った上で来てくれるので、ミスマッチというか、辛辣なことを言われるようなことはありませんでした。

――マッチングアプリを利用してみた感想としては、どうでしたか。

中川 「意外と出会えたな」と僕は思ってます。もっと断られ続けるのかなと思ったけど、意外とマッチングもしましたし、女性側もフットワークが軽い人が多いなと感じました。結果的に、マッチングアプリで出会ったのは7人だったと思います。

 デートの時に行くお店を選んだり、予約したりとかは全部僕がやるようにしていました。元々そういうのがすごく苦手でほとんどやってこなかったんですけど、やらざるを得なくて。

 だから婚活を始めるようになってから、食べログのお店保存の数がめちゃめちゃ増えたんですよ。

――それは婚活をやるようになって良かったところですか。

中川 そうですね。昔はすごく面倒臭いことだと思っていたけど、それが気軽にできるようになったのは良かったです。