――「ずっと誰かと一緒にいるのがしんどい」というのも関係しているのでしょうか。
中川 それもありますね。
――マッチングアプリは今もまだ登録しているそうですが、今後は退会する予定なのでしょうか。
中川 今は無料会員として登録しているんですけど、「もういいかな」と思っているので、退会も考えていますね。
母親からは「無事で生きてくれたらいい」と…
――中川さんはこれから、どのように生きていきたいと考えていますか。
中川 漫画はこれからも描き続けていきたいんですよね。全然儲かっていませんけど、最初に漫画家になることを決めた時に「仕事にならなくても、漫画は死ぬまで描き続ける」というルールを自分に課したんですよ。
一時期、全然仕事がなくなった時もあったんですけど、その時も「あっ、じゃあちょうど自分が好きな漫画を描けるな」と思ったんです。
誰に見せるでもなく好きなように漫画を描いて、根本敬先生の漫画講座に通って、そこで発表したりしていました。
――中川さんはくも膜下出血で倒れたことがありますが、お母様からは今後の生き方について何か言われていますか。
中川 いや、ほとんどないですね。「無事で生きてくれたらいい」と言ってくれています。これまで僕、仕事を転々としたり、倒れたり、失踪して日本縦断したりもしていたので(笑)。
とにかく「無事で生きてくれたらいい」という感じなので、そういう風に生きようと思っています。あ、でも親孝行もします!
撮影=榎本麻美/文藝春秋

