「体の繋がりを求めているわけではないんだ」婚活パーティーで号泣したワケ

――婚活パーティーでは、印象的な出会いはありましたか。

中川 色々な人がいてすごく面白かったんですけど、神田で開かれた婚活パーティーに参加したときに出会った、笑福亭鶴瓶さん似の50代の男性が特に印象に残っていて。

 1年半前に、小学校の同級生だった最愛の奥さんに先立たれたそうなんですよ。奥さんは子どもの頃から難病を抱えていたので、いわゆる夫婦の営みというのは一度もなかったんだそうです。

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――体の負担になってしまうのですね。

中川 だから彼は童貞なんですよね。「体の繋がりを求めているわけではないんだ」と言って。僕は彼の隣の席だったのでたまたまその話を聞いたわけです。他のみんなには聞こえていない状態でした。

 彼はいじられキャラで、ピエロに徹していたので「うぜー(笑)」とか言われていたんですけど、僕はその横でずっと号泣してしまって。

――それがきっかけで、シングルマザーの女性と連絡先を交換することになったんですね。

中川 そうですね。

 

「最初からお相手の雰囲気がわかる」アプリとは違う婚活パーティーの良さ

――中川さんは婚活でマッチングアプリも利用されたと思いますが、婚活パーティーの良さというと何かありますか。

中川 婚活パーティーは、最初からお相手の雰囲気がわかるところがいいなと思います。マッチングアプリだったら最初はデータやプロフィールから入りますけど、婚活パーティーはまず対面なので、フィーリングで判断できるんですよね。

 写真だけ見てやりとりをして、実際に会ったら「写真と違うじゃん」みたいなこともないですし。

――婚活パーティーで年収や職業のことがネックになることはありましたか。

中川 「エッセイ漫画家です」と包み隠さず言っていたんですけど、それに関して何か言われるようなことはありませんでしたね。逆に「そうなんですか、どんなの描いてるんですか」と、興味を持ってもらえました。

――婚活をする中で、難しかったことはありますか。

中川 一番難しかったのは2回目のデートをすることじゃないですかね。1回会ってそれで終わりということが続いたので。