6月11日から東京・京都で舞台『ジン・ゲーム』に出演し、7月4日公開の映画『おばあちゃんの秘密』も控えている竹下景子(72)。NHKの『ふんわり』にも登場し、ラジオ番組でもよく声を聞く。また社会貢献にも積極的で、水俣病関連の講演を続けつつ美しい銀髪を活かした自然体で「年齢を重ねる喜び」を説き、今やシニア層のマドンナとなっている。
竹下景子は1953年9月15日生まれ、愛知県出身。高校時代に芸能活動をはじめたが、東京女子大学への進学時に上京して女優活動を本格化。
「卒業後は実家に帰る」という両親との約束を反故に
弁護士の父親は芸能界に進むこと自体には反対しなかったが、仕事が増えて大学4年生で留年した際には電話で「仕送りも学費ももう出さない」と通告されたという。
竹下は「厳し過ぎる」と感じつつも受け入れたが、今度は「卒業後は実家に帰る」という両親との約束も反故に。お嬢様女優と見られがちだが、20歳前後にしてすでに意志の強さを発揮していたが、両親も最後はそんな竹下を応援するようになっていったという。
着実に女優としてのキャリアを重ねる一方で、竹下の知名度を全国区にしたのはクイズ番組『クイズダービー』のレギュラー解答者になったことだった。
現役女子大生として才媛ぶりを発揮し、「三択の女王」「お嫁さんにしたい女優ナンバーワン」と呼ばれるなど国民的人気に。
21歳で初の大河ドラマ出演も果たすなど順調なキャリアだったが、29歳の時に主演したTBS系の単発スペシャルドラマ『モモ子』シリーズでソープ嬢役に挑戦し“お嫁さん”イメージからの脱却を図った。
実は22歳の時に映画『祭りの準備』(75年)でヌードは披露していたが、清楚・清純派のイメージが強かった竹下の風俗嬢役は大きな話題を呼び、単発ドラマだったが82年の第1作から97年まで全8作が作られる当たり役となった。

