梅宮アンナさんにとって、父・梅宮辰夫さんはどんな存在だったのか。再婚した夫がこっそり見続けていた父の映画や複雑だった母との関係など、家族の存在について語ってもらった。
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父の映画を、家で見ることができなかった
――再婚相手の「よっちゃん」は、お父様・梅宮辰夫さんのファンだそうですね。
梅宮アンナ(以下、梅宮) 出会ったときから「お父さんのファンです」と言っていて。最初は「またその口かな」と思いましたけど。でも家に帰ると本当に大スクリーンでパパの出演映画をずっと見ているんです。ヤクザ映画から女たらしの役まで、いろいろな作品を。
――それはどう感じましたか?
梅宮 正直、見ていられなかったです。パパが亡くなってからまだ時間が浅かったこともあって、ファンの目線でパパを見ることが私にはできなかった。だから「私のいないときに見て」とお願いしたんです。そう伝えたら、ちゃんと理解してくれました。話せば分かり合える人だと、そのとき改めて感じました。
決して仲の良い親子とは言えない時期が
――今回出版される本には、お母様との複雑な関係についても書いていらっしゃると聞きました。
梅宮 書きました。小さい頃に辛い思いをしたこともあって、決して仲の良い親子とは言えない時期が長かった。ただ書くことで、自分の中でだいぶ晴れた気がします。
――今はどんな関係ですか?
梅宮 今は、なんとも思っていない……というか、自然にいられるようになりました。この間の母の日は、よっちゃんと3人でご飯を食べに行って。よっちゃんが支払いを全部してくれて、なんかそれがすごく嬉しかった。急ではなく、時間をかけてゆっくりと距離が縮まっている感じです。
――お母様はご本を読まれたのですか?
梅宮 読めないから大丈夫です(笑)。でも先日、よっちゃんに電話をかけてきて「アンナもいろいろ大変なんだよ」と言ってくれていたそうで。「仕事のない日は送り迎えしてあげて」とまで言っていたと聞いて、急にどうしたのかと(笑)。
娘・ももかさん、そして2匹のペキニーズ
――娘さんとはどんな関係ですか?
梅宮 病気の異変に最初に気づいたのも娘でした。写真を送ったらすぐに「明らかに異常だから病院へ」と。治療中も毎日のように連絡をくれて。強くて頼りになる子です。
今はアメリカで暮らしているんです。2匹のペキニーズも一緒に連れて行ってしまいました。今年中にどこかで会いに行こうと思っています。犬のためにも早く行かないと(笑)。
写真=平松市聖/文藝春秋
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梅宮アンナさんの著書『フルコース』では、10日で入籍した“電撃再婚”の裏側や乳がん闘病、父・梅宮辰夫との“本当の関係”など、これまであまり深く語られることのなかった半生が赤裸々に綴られています。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。


