「神とつながっている私しかできない」
同年12月14日、A子さんは同じ高級ホテルの9階の客室で大野被告と会った。そのときに「子宮にたまっている黒いエネルギーの正体」について告げられた。
「あなたは男性関係がありすぎて、子宮に問題がある。この業界にいれば、望まない性行為をしなければならないこともあるでしょう。そうやって汚れた子宮のエネルギーを取り除き、プラスのエネルギーを入れることは神とつながっている私しかできない。ここで苦行を味わっておけば、外では幸せしかないだろう」
大野被告は自分が神とつながることになったこれまでの人生についても語り始めた。それまでまったく違う仕事をしていたが、寝ていたら雷に打たれるような衝撃を受けた。そのときに「お前の体を借りる」という神の声を聞いた。それ以来、神のエネルギーが直接体に降り注がれるようになり、人の悪運を吉運に転換する能力が身に付いたというのだ。
「私の体は神のエネルギーそのものだ。私から出るものはすべて神のエネルギーが宿っている。それを注入することで良いエネルギーを体に宿してふたをすることができる。やってみるか?」
「はい、やってみたいです」
A子さんはそのときに何となく性行為を想像したと言うが、信頼できる人たちからの紹介であったことや、現実に大野被告からプラスのエネルギーを受け取って、第一線で活躍している人たちの話を聞いて、これを飛躍のきっかけにしたいと考えたのだ。
A子さんはまた2日後に大野被告と会う約束をし、最後はキスをされて別れた。
