5月28日、日本バレーボール界に衝撃が走った。大麻取締法違反の疑いで日本代表の佐藤駿一郎(26)が逮捕されたのだ。佐藤の地元である仙台を取材すると驚きの声が上がる一方、「小学生の時から横暴だった」と語る同級生もいた。周囲の証言から浮かび上がってきたのは、佐藤の二面性だった――。
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警視庁が佐藤を麻薬取締法違反容疑で逮捕したのは、5月28日午前9時半頃のことだった。その前日夕方、佐藤は数名のチームメイトと共に東京都板橋区内の繁華街にあるパチンコ屋を訪れていた。捜査関係者が事件発覚の経緯について明かす。
「午後5時前、パチンコ店から『スロット台に客の忘れ物で黒のショルダーバッグがあった。その中に入っているポーチの中に乾燥植物片のようなものが入っている』と110番通報があったのです。警視庁が植物片を鑑定した結果、大麻であることが判明した」
逮捕翌日には日本代表への登録を抹消
このバッグの所有者こそ、中国などで開催されるネーションズリーグに向け、合宿中の佐藤だった。翌28日、警視庁の捜査員が向かった先は、合宿先である「味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)」。日本初のトップレベル競技者用のトレーニング施設である。
「任意同行を求め、板橋警察署で通常逮捕しました。大麻の使用を裏付けるため尿検査を実施し、現在、鑑定を進めています」(同前)
日本バレーボール協会は、逮捕翌日、男子日本代表チームの選手、スタッフを対象に薬物検査を実施。いずれも「全員陰性であることを確認」したとホームページ上で発表した。そして、28日付で「佐藤駿一郎選手の2026年度バレーボール男子日本代表への登録を抹消いたしました」と発表した。
佐藤は2000年5月、宮城県仙台市で生まれた。身長205センチの長身と高い身体能力を武器に頭角を現してきた。東北高校2年時にU19日本代表に抜擢。世代別の国際大会でベストミドルブロッカー賞を受賞し、3年時にはシニア日本代表へ異例の初選出を果たすなど、早くから次世代のエースとして注目を浴びた。
さらにバレーの名門・東海大学に進学した佐藤は、日本代表の常連としてキャリアを積む。23年に「ジェイテクトSTINGS愛知」へ入団した後、海外での経験を経て、昨年6月から「ウルフドッグス名古屋」でプレーしていた。
そんな期待の選手の衝撃的な逮捕。幼少期を共に過ごした仙台の小中の同級生が語る。
「小学校の時から身長がデカくて、通学中、周りの大人はみんな振り返っていました。中学の時、最初はバドミントン部に入部しましたが、身長の高さからスカウトされてバレーボールを始めたんですよ。
ムードメーカーで、いつもみんなの中心にいました。男女分け隔てなく仲良くしていて、よくふざけあったりしていましたね。最近はテレビで活躍する姿を見る機会も増えたので、応援していましたが、まさかというか……。これからって時だったし、佐藤のお父さんもお母さんも可哀想だなって」
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この続きは「週刊文春 電子版」で配信中。佐藤から相談を受けていたという人物が語った最近の様子、同級生が証言した暴力的な一面など、詳しく報じてる。
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