そして同日午前3時29分、現場は神居古潭へ移る。車内で女子高生を全裸にさせると、衣服や靴を草むらへ投棄。橋で馬乗りになって顔面を殴り、首を絞めたのち、同41分、橋の欄干に座らせた。その後、「落ちろ」「死ねや」と罵ったのち、女子高生を橋から落として殺害したという。

女子高生の遺体が見つかった神居古潭

内田と食い違う「舎弟」の供述

 一連の起訴内容で、殺人のほか、監禁、不同意わいせつ致死で起訴されている内田は、監禁罪のみを認め、殺害に関して『女子高生を橋に置いてきただけ。突き落としていない』と全面的に争う姿勢を示した。しかし内田の公判では「舎弟」として共に殺人などで起訴され、先に懲役23年が確定している小西優花受刑者(21)が証人出廷し、内田と真っ向から対立する主張を展開している。

「小西は昨年3月に判決が出た自身の公判でも犯行を全面的に認め、謝罪の意思を明らかにしていました。今年5月の証人尋問でも、女子高生を『橋の欄干の外側に立たせ、梨瑚さんが肩甲骨を両手のひらで押した』『目の前から一瞬で消え、キャーという叫び声、バンという音が聞こえた』などと、具体的な状況とともに、内田の関与を認めていました」(同前)

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内田の“舎弟”だった小西優花受刑者

 そして、かつての「姉御」の供述についてこう言い放った。

「梨瑚さんの調書はデタラメ。全部作り話で、最初から最後まで全部ウソです」

 対照的なのは裁判の証言だけではない。逮捕、起訴後の振る舞いからも、2人の違いが見て取れる。捜査関係者が続ける。

「小西受刑者は事件を深く反省し、弁護士宛の手紙にも〈本当に取り返しのつかない事をしてしまって、被害者の子のご家族のお気持ちを考えると、涙が止まらない〉などと心情を吐露しています(「週刊文春 電子版」で、小西受刑者の手紙を全文公開中)。

 留置先でも日記を書いたり、計算ドリルを解いたりして、更生しようと努力している様子が見受けられました。更生の力になろうと、友人が接見にも来ていた。一方、内田被告は留置先で通りがかった刑務官に意味もなく話しかけるなど、まるで反省していない様子だった」(捜査関係者)

 公判は6月3日~4日に内田被告の被告人質問が実施され、8日に結審。22日に判決が下される。

◇ ◇ ◇

週刊文春 電子版」では、「ピュアな中学生」だった内田が“性欲モンスター”になったきっかけ、内田と不倫関係にあった警官のその後、そして内田の両親への取材の模様を報じている。さらに「週刊文春 電子版」では、独占入手した内田容疑者の「わいせつ動画」も公開している。

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