不動産売却の第一歩は不動産屋探し

 不動産屋には、売買に強い、賃貸に強い、そもそも法人向けしかしていない、その地域に強いなどさまざまな特色がある。

 売買に強い不動産屋のなかで、信子さんのように大手、地域密着、よくチラシが入る不動産屋など3社程度に依頼するのがいい。またマンションを購入したデベロッパー系列の不動産屋、仲介してくれた不動産屋もおすすめである。不動産会社を選ぶ際に、チラシを作成し投函する、独自サイトやSUUMOなどに掲載するなど、どんな売却活動をしてくれるか、またどんなウェブサイトに掲載されるかを確認してから、かぶらない不動産屋に分散して依頼するのもひとつの手だ。

 あまり多くの不動産屋に依頼しすぎると、同じ不動産情報サイトにたくさん物件情報が掲載され、この物件は、売れ残りや売り急ぎ物件、もしや事故物件かと買い手候補に敬遠されてしまう可能性がある。

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 なお、3社など複数に依頼するのが一般媒介、1社のみに依頼するのを専任媒介と専属専任媒介という。ある調査によると一般媒介を選んでいる人は44.8%、専任媒介を選んでいる人は38.9%、専属専任媒介16.3%と一般媒介を選んでいる人が多い。一方で、早期売却(半年未満)をみると、専任媒介46.0%、一般媒介で35.3%とされ専任媒介のほうが早く売れる傾向がある。

 専任は1社としか媒介契約ができず、売却できた場合は確実に仲介手数料がその不動産屋に入るため、一般媒介の物件よりおすすめするなど、積極的な売却活動をするのが早く売れる理由だといわれる。ただし積極的な活動をしてくれない不動産屋にあたってしまった場合、媒介契約期間の3ヵ月間を無駄にする可能性もある。

 なお、仲介手数料は一般的に成約価格の3%+6万円に消費税(宅地建物取引業法による上限)だが、なかにはそれより安い不動産屋や、ハウスクリーニング無料、設備点検や軽微な修理なら無料など特典が付く不動産屋もある。よく確認してから媒介契約を締結すべきである。

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