すべてはAさんが望んだことかのように語る佐藤被告

 同棲を解消したAさんはインターネットを通じて知り合った北海道の友達を頼って転居した。それが同年7月末、また佐藤被告との同棲話が持ち上がるのだ。

「Aさんがまた会いたい、大阪に行きたいと言うので、1日だけ遊ぶという約束をした。ところがAさんは自分の荷物を全部持ってきた。『話が違うやん、何その荷物』と言うと、『やっぱり一緒に住みたい。一緒におりたい』と言われた。それで一緒に住むことになったのが事件現場となったマンションです」(同)

事件現場となった自宅マンション・入口(大阪市北区兎我野町)

 佐藤被告とAさんは再び暴力的なセックスにふけるようになった。佐藤被告が「顔に傷がある人が好き」と言うと、Aさんは受け入れてくれた。佐藤被告の誕生日のローマ数字を胸に彫ったのもAさんの意思だった。生活保護もAさんが勝手に始めたことであり、通帳やパスポートやスマホの管理もAさんに頼まれたことである。ペットカメラは犬の様子を見るために取り付けていたものであって、Aさんを監視するために取り付けていたものではない。その末にAさんの乳首を切断する事件が起きたと言うのだ。

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「左手薬指を切断した事件もAさんが自ら志願した」と発言

「友達が『乳首を触っていたら、ポロッと取れたけど、放置していたら元に戻った』と知らせてきて、メッチャおもろいと思った。Aさんに実験させてと言ったら、『いいよ』と言われた。嫌がっている様子はなかった。ネイル用のハサミで切ったが、抵抗されることもなかった。血もあまり出なくて、絆創膏を貼ろうかと聞いたら、『いいわ』と言われた。それから10日ぐらい経ったら、ホンマに生えてきて驚いた」(同)

大阪府警曽根崎署

 続いてAさんの左手薬指を切断した事件についても、Aさんが自ら志願したと言うのだ。Aさんが「別れたくない。何をしたら許してくれる?」と言うので、「元カレができなかった指の切断をしてくれたら許してあげる。最大の愛情表現になるから、結婚してあげる」と提案したところ、Aさんが「分かった」と承諾したという。

「だけどAさんは自分で指が切れず、私がやってあげようかと言うと、『うん』と了承した。包丁では切れないので、2人でAmazonを見て斧を買った。Aさんは『やり遂げたい』と言ってて、指の切断方法を検索し、『指の血を止めた方がいい』と言って、私の髪のゴムを準備した。その写真を撮ったのは、私がしんどくなったとき、私のためにこんなことをしてくれたんだと感謝するため。『指を食べて』と言っていたのはAさんの方。私は食べるんじゃなく、飾りたいと言ったが、Aさんが『どうしても食べてほしい』と言うので、その折衷案として、Aさんが食べるだけの肉を切り取って、あとは瓶に入れて飾るために冷凍庫に入れました」(同)