17歳での失恋を機にジムへ通い始め、時に学校を休んでまで筋トレに没頭してきたという「筋肉女子」のさくら氏。

 現在、彼女のSNSには圧倒的な肉体美を活かした投稿のほか、エンタメ精神にあふれたコンテンツが並び、熱狂的なファンを獲得している。

 しかし、華やかに見えるインフルエンサーとしての活動の裏には、表現の自由を巡るプラットフォームとの軋轢や、ギリギリの収益事情といった生々しい現実があった。

ADVERTISEMENT

 

「車を持ち上げる女子高生」として大バズり

――現在、SNS上で十万人単位のフォロワーを抱えています。そもそもSNSに投稿しようと思ったきっかけは何だったのでしょう? 

さくら 最初は完全に、「身体の変化を記録して比べられるようにしたい」というのが目的でしたね。もともと人前に出ることも苦手ですし、何かを発信したりするのは全く得意なタイプじゃなくて。

 ただ、高校生の頃にたまたま近所のサーキットで車を持ち上げる動画をアップしたら、それが思いがけずバズったんですよ。

高校生時代に車を持ち上げた動画がTikTokでバズった

――女子高生が車を持ち上げたら、それは話題になるでしょうね。 

さくら 周りに「ちょっとやってみろよ」と言われて、スタッフさんに車を借りて、ふんっ!って(笑)。それ以来かなりフォロワーも増えて、少しずつ楽しんでもらえるようになりました。

――現在ではインフルエンサーとして収益も出ていると思われますが、それで生計を立てているような形なのでしょうか?

さくら そうですね、どうにか。少し前までは並行して仕事もしていたのですが、ある程度収益が安定してからは仕事を辞めて、今の活動に専念しています。

 

――なるほど。ちなみに、並行してやっていたお仕事というのは? 

さくら トレーニング施設のスタッフを2、3年やっていました。たまたまジムで知り合った方が温泉やフィットネス施設の経営者で、ちょうど新しく女性専用のサーキットトレーニング施設をオープンすると。高校を出た頃、「うちで働かない?」と誘ってくれたんです。