――当時の投稿で、「男性だったら上裸でポージングしても平気なのに」といった嘆きもありましたが、やはり「女性だと肉体美を思う存分披露できない」といったもどかしさはある?

さくら 正直、今はそこまでの憤りはないんです。逆に、女性だから見てくれる面もあるでしょうし、そのためのファンサイトもあるので。

 そもそも投稿しながら、「いつかBANされるかもな」とは思っていましたからね。

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――ある程度は織り込み済みでやっていると。

さくら アカウントBANまではいかなくても、個別の動画が消されてしまうことは結構ありますからね。

 ただ、プラットフォーマーによって審査の基準が違うのは厄介です。「こっちはオッケーなのに、なんでこれはダメなの?」というケースがかなりあって、そこがブレるとやりにくいなと。

 

――SNS上での表現の問題以外でも、身体を大きくするという点で、男性に比べ女性は筋肉量やホルモンバランスなど不利な制約が多いと思われます。そこに対してネガティブな気持ちはありますか? 

さくら いや、そこは気にしていませんね。誰かと比べてどうこうではなく、とにかく「過去の自分より重量を上げる、回数をこなす」というのがモチベーションの根っこにあるので。「男性だったら」とは思わないです。

ムキムキになると余裕ができる?

――筋トレにハマった人の話で、たとえば「上司に叱られても気にならなくなった」「いざとなったらワンパンだし」といったネタを目にすることがあります。さくらさんの場合、そういった精神面の変化はありましたか? 

 

さくら うーん、言われてみると、そういう意識は頭の片隅にあるかもしれませんね(笑)。「私の方が重量上げられるし」みたいな。それを精神的な余裕と言っていいのか、わかりませんけど……。

――周りからの扱いも変わったのではないですか? 

さくら 案の定というか、なにかと重いものを持たされますよね。私の場合、とくに親からなんですけど。