――約25年前の、走り屋系の車種ともなると、まともに走らせるだけでも大変な苦労が……。
さくら 直しながら乗るのが前提ですよね。そこはある程度覚悟はしていましたが……。
それでもやっぱり、せっかく買ったシルビアにしばらく乗れないのはもどかしかったですね。かわりに、自宅にレーシングシミュレーターを組んでしまったくらいです(笑)。
――すごい。あの、ゲームセンターにあるレーシングゲームの筐体みたいなものですよね。あれは実際、運転に活かせるものですか?
さくら ものにもよりますが、リアルなやつは結構勉強になると思いますよ。シミュレーター上だといつもチェイサーを使ってドリフトの練習をしています。
「減量期なのでドリフトはできない」一体なぜ?
――シルビアは今、普通に乗れる状態なのですか?
さくら そうですね、ちゃんと走る状態です。ちょうど今は車検で構造変更をかけているところで、少し時間がかかってしまっているんですけど。
ただシルビアが戻ってきても、ボディメイクの大会までは激しい運転ができないんですよね。
――というと、怪我のリスクという面で?
さくら いえ、減量期で食事制限をしていて、頭がずっとボンヤリしている状態なので……。
――なるほど、身体作りの影響が運転にも出かねないのですね。
さくら そうなんですよ。まだシルビアでコースに出たことも数回しかないですし、自分なりのペースを見つけたいですね。
――ドリフトは今後、どのくらい本格的にやっていく予定ですか?
さくら いずれ何かの大会に出てみたい気持ちはあります。ただ、サーキットに通う費用を考えると、ガッツリ競技としてやっていくことはまだ難しそうですね。
1回行くだけで、タイヤ代やガソリン代で数万円はかかりますし、車両トラブルがあったらさらに跳ね上がりますし……。
――ドリフト競技者の話を聞くと、トラブルで自走できなくなるケースも珍しくないようですね。
さくら 私自身も、サーキットで車が動かなくなって、車屋さんに積載車で来てもらったことが何度かあるんですよ。だから最近は、とりあえず自分でシルビアを運べるように中型免許を取ろうかなと考えています。



