場所を動かせない場合は、ベランダ全体にすだれを垂らしたり、室外機にかかるようにサンシェードを張って、室外機に日陰を作ってあげましょう。人間が炎天下にいるとき、日傘を差したり帽子を被ったりするのと同じです。
室外機の上部にカバーをかけるのも効果的です。ただし、室外機をすっぽり覆うタイプのカバーは、熱がこもりやすくなるためかえって逆効果になります。あくまで「風通し」を最優先にして、正面の吹き出し口を塞がないようにしてください。
エアコンの使用方法と照明の「熱」に要注意
エアコンは部屋を冷やすまでに多くの電気代を消費し、一度部屋が冷えた後は、少ない電力で室温をキープできます。短時間の買い物や子どもの送り迎えなど、30分以内の外出であれば、電源を消さず「つけっぱなし」にしておいた方が、帰宅後に電源を入れて室内を冷やすよりも電気代が安く済みます。
また、冷たい空気は下に溜まる性質があります。エアコンに扇風機やサーキュレーターを併用し、室内の空気を循環させることで、エアコンの設定温度を上げても快適に過ごせるでしょう。
それから、照明も多くの電気代を使用しやすい家電です。特に夏は照明が発する「熱」にも気を配りましょう。
昔ながらの白熱電球や蛍光灯は、光を放つと同時に、かなりの熱を発生させています。エアコンで部屋を冷やそうとしているのに、照明が部屋を温めていては元も子もありません。
おすすめは、家中の照明を「LED照明」に切り替えることです。LEDは消費電力が非常に少なくて電気代が安く抑えられるだけでなく、白熱電球や蛍光灯と比べて発熱量が少ないという特徴があります。照明をLEDに変えるだけで、部屋自体の温度上昇を抑えることができるため、エアコンの負担を減らして節電効果を生み出してくれます。
LEDは寿命が非常に長いので、まだ家の中に蛍光灯や白熱電球が残っている方は、この夏に交換を検討してみてください。