6年半交際した日本人男性は、「クズ中のクズ」だった——。在日9年目の中国人YouTuber・むいむいが身をもって体験した、日本人と付き合う際の“意外な落とし穴”とは。

 むいむいの著書『私たちはどうしても日本にムキになる』(主婦と生活社)より、日本人と中国人の赤裸々な恋愛観を紹介する。

むいむい ©岡利恵子

 

ADVERTISEMENT

◆◆◆

6年半交際した日本人男性はクズだった

 忘れもしない、2022年6月13日。私の携帯電話に、とある女性から一本の電話がかかってきました。その女性は「あなたの彼氏と半年間、男女の関係にある者です。あなたとの交際期間中、彼は私以外にも複数人の女性と関係を持っていた」というのです。なんて恐ろしい電話……(笑)。

 その電話がかかってきたとき、私は容疑者の今までのあらゆる不可解な行動が指し示す真実はこれだったんだと確信しました。当時、私は6年半にわたって日本人の男性(クズ中のクズ)と交際をしていたんですね。容疑者に事実確認したところ、当初は犯行を認めませんでしたが、もちろんすぐにお別れしました。

 どん底に突き落とされた私はトラウマが1000個くらいできて、バイクの音で動悸がしたり、嫌悪感や憎しみの感情で吐き気を催したり、一時期は本当につらかった。でもヨガに行く途中、おじいさんがおばあさんの手を引いて一緒に交差点を渡っているのを見て「美しい愛もちゃんと存在してるんだ」って泣きそうになって……。

 世界はこんなに醜いけど、だからこそ美しい、って思考の転換ができてから少しずつ立ち直っていきました。

 それから3年経ち、振り返って思ったことは、「毒虫みたいな男と付き合ったことが最も愚かな選択だとすれば、そいつときっぱり別れたことは私の人生で一番正しい選択。今の自分を見て本当に心からかっこいいと思う。My love is me」

 クズ男には愛される価値は一切なかったけど、私は確実に愛したし、愛する努力をした。その事実は尊い魂を持っている証拠。だから私は今後も大丈夫。どんなにつらい経験をしても、心の持ち方次第でプラスに持っていける。今はそう思っています。