雅子さまが苦しまれた「お世継ぎ」の重圧
将来の皇后への負担を懸念する声もあった。雅子さまはかつて、「お世継ぎ」の重圧もあり、長期療養を余儀なくされた経緯がある。
「男児を産まなければならないというプレッシャーが、女性に重くのしかかる」(60代、女性、茨城)
「悠仁さまの伴侶になる方に、非常に尊厳を損なうような要求をすることと同義です」(30代、男性、東京)
女性天皇反対派の理由は…
では、女性天皇反対派(6.9%)の理由を見てみよう。代表的なのが、これまでの歴史を重視するべきだという主張である。
「皇位継承は、単に近代法の条文だけで考えるべきものではありません。皇室典範は長い歴史の中で守られてきた原理を、法として明文化したものに過ぎない」(30代、男性、京都)
反対だが将来的には認めても良いという声もあった。
「悠仁親王がおられる間は認めなくてもよいが、将来的には、女帝も容認せざるを得なくなると考える」(40代、男性、香川)
“伝統重視”の女系天皇反対派
“女系天皇”が生まれかねないため、女性天皇も反対だとの考えも散見された。
「女性天皇を認めることは問題ないが、女系天皇に繋がりやすくリスクが大きい」(20代、男性、東京)
では、なぜ女系天皇がダメなのか。質問(2)の女系天皇反対派は11.1%だったが、「男系で皇紀2686年を繋いできた正統性を破壊する」(40代、女性、神奈川)、「神武天皇以来続いてきたとされる男系による継承の原則が途絶える」(20代、男性、愛知)などと“伝統重視”が多数だ。
「皇統の正統性は『万世一系』というフィクションを国民が信じることで成り立っている」(50代、男性、奈良)との意見もあった。
歴史上、女性天皇は10代8人が存在したがいずれも男系で、女系の天皇ではなかったという主張もある。
一方で、88.9%にのぼる女系賛成派からは、母の元明天皇から娘の元正天皇へ皇位が継承された事例が指摘されていた。
「(元明天皇の)配偶者が男系男子だという理屈で、男系だという主張もされますが、直系継承の女系です」(60代、女性、京都)
男系男子限定は“無理筋”?
側室制度が無い今、男系男子限定は無理筋だとの意見も多い。実際、明治天皇や大正天皇など、歴代天皇の多くが側室を母とする。
「歴史的に男系男子による皇位継承が続いていたとしても、側室の存在が大きな意味を持っていた」(30代、男性、東京)
「側室制度がない現在、何を寝ぼけたことを言い続け、こだわっているのか意味不明」(40代、女性、鹿児島)

