「政治的な目的や利益があるからでは」

 自民党の姿勢に対して問題意識を持つ読者も多数だ。

「小泉純一郎内閣の頃には、女性・女系天皇についての議論も、もう少し現実的に進んでいた。自民党の多くの政治家が男系男子に強くこだわるのは、何らかの政治的な目的や利益があるからではないか」(60代、女性、東京)

「断絶の危機は自民党案のような『性別』にこだわり続けてきたから起きた。『養子縁組』のような付け焼刃の対症療法では、同じ議論が繰り返される」(40代、女性、京都)

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皇室典範を巡る与野党協議が進められている ©時事通信社

配偶者と子供も皇族にするべきか

 質問(3)は、今後の女性皇族の生き方に関わる問題だ。いまの与野党協議でも議題になっているが、80.1%が結婚後も皇族の身分を保つことに賛成。目立ったのが、皇族の数が減少していく中で、公務の担い手として必要だという理由だ。

「女性皇族の方々が果たされている役割は極めて大きく、国民からの信頼も厚い。資質に優れた方々がご結婚を機に皇族を離れるのは大きな損失」(50代、神奈川)

 この質問に関しては、「条件付き賛成」が多かった。一つは、配偶者と子供も皇族にするべきかどうか。皇族でなければ、夫は一般企業で仕事を続けたり、国会議員になることも可能だ。

「女性だけが皇族で、配偶者と子供が一般人という歪な家族は不都合な点しかない」(60代、女性、京都)